フジドリームエアラインズ・楠瀬俊一社長
「大学は京都、初任地は大阪で西宮に住んでいた。会社帰りに阪急西宮スタジアムにも行っていました」とは、神戸空港就航から1年を迎えた新興航空会社、フジドリームエアラインズ(FDA、静岡市)の楠瀬俊一社長(62)。日本郵船出身で、今年6月に社長に就任。「ミナト神戸に来るとほっとします」と笑う。
新型コロナウイルス禍で神戸発着便は減便・運休が続く。「苦しいときだが、地域を結ぶ航空会社という理念に立ち返り、地域経済の発展に貢献したい」と語る。重要拠点と位置づける神戸。当面の目標は「日本郵船に並ぶくらい、神戸でFDAの知名度を高めたい」。(横田良平)