キーパーソン
人と農産物の「混載」好評
神姫バス地域事業本部・野田年洋部長「人だけでなく、いろんなものを運ぶ乗り物としてバスは活用できる」と手応えを語るのは、新型コロナウイルス禍で乗客が減る中、「貨客混載」事業で収益確保を目指す神姫バス(兵庫県姫路市)地域事業本部部長の野田年洋さん(51)。
昨年5月、三田市の路線バスで農産物と乗客との混載を始めた。農産物を販売先に届ける手間が省ける-と農家からも好評を得て、小野市の食パン、西脇市のフルーツサンド、淡路島のスイーツなど集荷先を拡大。神戸・三宮のバスターミナルに運んで販売している。
この記事は会員記事です。新聞購読者は会員登録だけで続きをお読みいただけます。