キーパーソン
省資源の価値を提案
奥谷金網製作所・奥谷智彦社長「SDGs(持続可能な開発目標)が掲げる省資源の価値を提案したい」と話すのは、奥谷金網製作所(神戸市中央区)社長の奥谷智彦氏(52)。食品、医薬品などの生産設備に用いる高機能ステンレス鋼製ろ過器を、国内最大級の専門商社NSステンレス(東京)と開発した。
一般のステンレス鋼に比べ約2倍の強度を持ち、耐摩耗性や耐食性に優れ、交換頻度を減らせる。ニッケルやモリブデンなどレアメタル(希少金属)の使用量が少なく、原料高の影響も受けにくい。
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