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落語家 桂あやめさん(桂あやめさん提供) 2019年7月の神戸新開地・喜楽館での「花詩歌タカラヅカ」の舞台。右から5番目が桂あやめさん(桂あやめさん提供)
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落語家 桂あやめさん(桂あやめさん提供)

2019年7月の神戸新開地・喜楽館での「花詩歌タカラヅカ」の舞台。右から5番目が桂あやめさん(桂あやめさん提供)

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2019年7月の神戸新開地・喜楽館での「花詩歌タカラヅカ」の舞台。右から5番目が桂あやめさん(桂あやめさん提供)

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 感染拡大で上方落語界では定席の天満天神繁昌(はんじょう)亭(大阪市北区)と神戸新開地・喜楽館(神戸市兵庫区)が休館となり、落語家の自主公演も中止や延期が続いている。喜楽館の利用促進委員でもある落語家・桂あやめさん(56)は、企画したイベントが軒並み中止になったが、「再開後、お客さんにすぐに来てもらえるように」とアイデアを巡らせている。(金井恒幸)

 上方落語協会(大阪市)が所属する落語家らに行ったアンケートでは、回答者の約7割が「4月に無収入になる見通し」と回答。窮状を伝えるため、大阪府知事宛てに経済的支援と終息後の落語鑑賞機会の拡充を求める要望書を送付した。

 「こんな時だからこそ笑ってほしい」と3月下旬までは、お客が減っても自主公演はできるだけ続けていました。空気が変わったのが、志村けんさんの死去。キャンセルの電話が鳴りやみませんでした。緊急事態宣言を受けた自治体の要請により、職場など以外、不要不急の外出自粛が徹底され始め、「失業するかも」と感じていたところ、案の定、4月から公演はほぼゼロ、高座以外の仕事は、テレビの情報番組のコメンテーターくらい。7、8月の予定も取り消しが相次ぎ、先は見えません。

 ですが大変なのはどんな業種も同じ。落語家は体一つの仕事で、明日のことは分からない-という覚悟は前からあります。公的な助成の情報は仲間と共有し、申請する予定です。

 喜楽館は7月に開館2周年を迎える。それに備え、今、できることをするしかない。

 落語家によるなりきり宝塚公演「花詩歌(はなしか)タカラヅカ」の7月開催を目指しています。タカラヅカ風の衣装や小道具を、「100均」ショップで材料を調達して自宅で作り、その様子をYouTubeで公開しています。長い間演じていない創作落語を動画撮影すれば「落語の虫干し」にもなり一石二鳥です。

 自粛により“引きこもった”状況をネタに、人を傷つけないよう配慮はしながら、「ガハハ」と笑い飛ばせるような落語がしたい。落語は“貧乏やけど自由や”という庶民の芸能。落語家だけでなく、特に関西人には、困難を笑い飛ばせるたくましさがあると信じています。

【かつら・あやめ】1964年、神戸市兵庫区生まれ。82年、五代目桂文枝に入門。身近な女性が題材の創作落語で知られ、文化庁芸術祭賞演芸部門優秀賞、神戸市文化奨励賞など受賞多数。

2020/5/8
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