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神戸市役所=神戸市中央区
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神戸市役所=神戸市中央区

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 新型コロナウイルスの感染者が急増した4月、神戸市内で急病人の救急搬送先がすぐ決まらない「たらい回し」に当たる事案が176件あった。市消防局のまとめで、前年の2・1倍と急増。搬送先が決まるまで医療機関に16回照会したケースもあり、発熱など新型コロナの感染が疑われ、受け入れを拒まれているとみられる。(霍見真一郎)

 消防庁は、病院などに受け入れが可能かどうかを4回以上照会し、搬送先が30分以上決まらなかったケースを「救急搬送困難事案」と分類している。

 同消防局によると、こうした事例は、昨年1年間で1093件(月平均91件)。今年4月は176件で昨年同月の84件から倍増した。

 最も照会回数が多かったのは、施設の高齢者が発熱し休日の夕方に通報されたケースで、搬送先が決まるまで16回問い合わせを繰り返し、救急車が出発するまで1時間43分かかった。

 176件のうち、37・5度以上の発熱または息苦しいなどの呼吸器症状を伴う患者は99件と約56%。拒否する病院には「コロナ患者だった場合に対応できない」という声もあったという。

 ただ、総出動件数の約3・3%にとどまる上、外出自粛の効果などからか、出動件数自体が昨年同月から2割以上減っている。照会4回以上の中に、心筋梗塞など命の危険が迫るケースはなかった。

 同市消防局は「4月27日からの1週間は、照会4回以上の搬送が38件と減少傾向にあるが、中央市民病院が救急患者の受け入れを停止している中、予断を許さない状況が続いている」と話している。

【記事特集リンク】新型コロナウイルス

2020/5/9
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