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 新型コロナウイルスの感染拡大で外出自粛が続く中、健康や家計への不安から心に不調を来すことが懸念されている。兵庫県内の電話相談にも「コロナ疲れ」を訴える人が相次いでいる。専門家は、相談できずに我慢を続ける人もいるとみており、うつ病の発症リスクが高まらぬようストレス対処法を推奨している。(竹本拓也)

 厚生労働省によると、全国の都道府県などにある精神保健福祉センターに寄せられた2月7日~3月末の心の健康相談で、新型コロナに関する内容は1739件に上った。感染や外出への不安や、「子どもの世話でストレスがたまる」「介護施設が利用できず、介護疲れ」など生活の悩みも目立った。内訳は男性635件、女性1098件、不明6件だった。

 新型コロナのニュースばかりで夜眠れない-。心の悩みに電話で応じる「はりまいのちの電話」(姫路市)にも3月末以降、同様の相談が増えている。ウイルスへの不安が重なることによる精神疾患の悪化、離婚の相談など内容は幅広く、担当者は「少しでも不安を和らげられたら」と話す。

 一方、相談員約120人の感染防止のため、活動を一時休止している「神戸いのちの電話」(神戸市)。休止中は他の窓口を紹介して理解を求めているが、6月にも規模を縮小して再開する方針だ。担当者は「安全を確保しつつ、多くの方が困っている現状に応えたい」とする。

 阪神・淡路大震災で被災者の心のケアに当たった精神科医で兵庫教育大の岩井圭司教授は「人為的につくられた孤立状況の中で感情を吐き出せず、『プチうつ』状態になる人が多くなっている」と指摘。緊急事態宣言が解除され日常が戻ったとき、心身のバランスを崩す人が増える恐れもあるとして、簡単に取り組めるセルフケアを呼び掛ける。

 ポイントは日常生活のリズムの維持だ。毎日決まった時間に起き、日光を浴びるのが望ましい。在宅勤務の人は、密閉、密集、密接の「3密」を避けられるのであれば本来の通勤時間に歩くのがお薦めという。電話やインターネットで人と会話するのも心の安定につながる。好きなテレビドラマの再放送を見るなど、コロナ以外の情報に触れるのも有効という。

 精神科医らでつくる日本うつ病学会も、精神的な健康を保つための「自己管理術」を公表している。毎日同じ時間に食事▽昼寝は30分以内に▽夜間にスマートフォンなどの明るい光を浴びない▽外出が困難でも2時間は窓際で過ごす-などを挙げている。

2020/5/11
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