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 新型コロナウイルス感染者の全国的減少に合わせ、兵庫県でも、PCR検査の実施件数に占める陽性者の割合を示す「陽性率」が4週連続で減っていることが分かった。感染者数がピークだった4月の第2週(6~12日)の陽性率14・4%に比べ、直近の5月第2週(4~10日)は2・6%と5分の1以下に減少した。緊急事態宣言の発令から1カ月が過ぎ、外出自粛の効果が表れた形だが、専門家は「連休後の1~2週間の取り組みが重要」と緩みを心配する。(井川朋宏)

 感染者数は約2週間前の状況を反映するとされる。陽性率は兵庫県が集計して算定し、分母となる検査件数には退院時に陰性を確認する検査は含まれない。検査件数は3月9日以降の週は600~700件台で推移し、4月6日以降の週は大きく増え、週千~1300件台に上る。

 県内では3月1日に西宮市で初の感染者が確認され、3月9~15日の1週間で感染者数66人、陽性率10・9%に上った。その後はいったん低下したが、県によると、年度替わりの3月下旬に会食などの機会が増えた影響からか、4月11日に1日当たり最多の感染者42人を記録した。週ごとの感染者数はこの時期の4月6~12日に計172人が確認され、陽性率も最高の14・4%となった。

 4月中旬からは感染者数、陽性率ともに減少に転じ、4月26日以降は5月3日の12人を除いて感染者数1桁台が続く。4月7日の緊急事態宣言の発令、15日の遊興施設や店舗への休業要請が奏功したとみられる。5月4~10日の週は感染が計26人、陽性率2・6%までに激減した。県によると、3月以降の累計陽性率は7・6%という。

 大型連休を挟んで緊急事態宣言は延長となり、井戸敏三知事は7日、「県民の協力があって成果を上げつつあるが、3月末の状況を再現してはいけない」として当面の外出自粛を求めた。また、県の新型コロナ感染症対策協議会座長の荒川創一・神戸大大学院客員教授も「第2波が来る懸念がある。努力が無にならないよう、今の取り組みを続けることが重要」と強調した。

2020/5/12
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