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16日から営業時間を2時間延長する居酒屋。三つあるテーブル席の中央は使わないようにしている=15日夜、神戸市中央区中町通2(撮影・吉田敦史) インターネットを使った演劇のライブ配信を見据えて準備をする小劇場のスタッフら=神戸市中央区琴ノ緒町5、神戸三宮シアターエートー(撮影・斎藤雅志)
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16日から営業時間を2時間延長する居酒屋。三つあるテーブル席の中央は使わないようにしている=15日夜、神戸市中央区中町通2(撮影・吉田敦史)

インターネットを使った演劇のライブ配信を見据えて準備をする小劇場のスタッフら=神戸市中央区琴ノ緒町5、神戸三宮シアターエートー(撮影・斎藤雅志)

  • 16日から営業時間を2時間延長する居酒屋。三つあるテーブル席の中央は使わないようにしている=15日夜、神戸市中央区中町通2(撮影・吉田敦史)
  • インターネットを使った演劇のライブ配信を見据えて準備をする小劇場のスタッフら=神戸市中央区琴ノ緒町5、神戸三宮シアターエートー(撮影・斎藤雅志)

16日から営業時間を2時間延長する居酒屋。三つあるテーブル席の中央は使わないようにしている=15日夜、神戸市中央区中町通2(撮影・吉田敦史) インターネットを使った演劇のライブ配信を見据えて準備をする小劇場のスタッフら=神戸市中央区琴ノ緒町5、神戸三宮シアターエートー(撮影・斎藤雅志)

16日から営業時間を2時間延長する居酒屋。三つあるテーブル席の中央は使わないようにしている=15日夜、神戸市中央区中町通2(撮影・吉田敦史)

インターネットを使った演劇のライブ配信を見据えて準備をする小劇場のスタッフら=神戸市中央区琴ノ緒町5、神戸三宮シアターエートー(撮影・斎藤雅志)

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  • インターネットを使った演劇のライブ配信を見据えて準備をする小劇場のスタッフら=神戸市中央区琴ノ緒町5、神戸三宮シアターエートー(撮影・斎藤雅志)

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、兵庫県が出していた休業要請が16日午前0時から部分的に解除された。観光地や飲食店などは歓迎したものの、政府の緊急事態宣言が解除されたわけではなく、楽観視する声は少なかった。一方、解除されなかった業界からは悲痛な声が相次いだ。

 ■有馬温泉

 「すぐには難しいが、少しずつ前の有馬に戻れる」

 有馬温泉観光協会(神戸市北区)の金井啓修会長は安堵(あんど)した表情。同温泉には年間約300万人が訪れるが、温泉街は連日、閑古鳥が鳴いていたという。

 行楽を目的とした旅館などへの休業要請は7日に解除されたが、再開した旅館は一部のみ。公営の外湯「金の湯」「銀の湯」も5月末まで休業予定だが、今後、多くの旅館が再開に向けた準備を本格化させる。

 金井会長は「引き続き、衛生管理に力を入れていく」と気を引き締めた。

 ■元町の飲食店

 営業時間が2時間延長された飲食店業界では、喜びと不安が交錯した。

 「延長は助かる」とは、神戸元町の居酒屋「猿人」店主藤木大さん(33)。少人数でも店を貸し切りにするなど、採算より感染対策に気を使ってきた。「厳しい状況は続くだろうけど、気を緩めず営業したい」と力を込めた。

 近くで居酒屋「心や」を営む安井英樹さん(58)は「素直には喜べない」と複雑な表情。ここ1カ月で売り上げは9割減ったため、「お客さんはすぐには増えないだろう。もっと十分な補償を」と求めた。

 ■三宮センター街

 一時は人波が消えていた三宮センター街。商店主らは複雑な思いを明かした。

 眼鏡屋で働く男性(43)は「お客さんが戻るなら助かる」と期待する。外出自粛の期間中は客足が通常の半分以下に落ちたといい、「感染リスクは高くなるので、しっかり対策したい」とした。

 雑貨店を営む大内日出男(ひでお)さん(52)は14日、商品数を絞って売り場面積を半分にして店を再開したが、通常営業には慎重な姿勢だ。「緊急事態宣言はまだ解除されていないので、どうすべきか」と戸惑った。

 ■映画館

 解除と同時に感染防止対策を要請された劇場や映画館などは、手探りの日々がスタートした。

 6月1日に再開予定だった元町映画館(神戸市中央区)は準備を始めたが、再開を大幅に早めるのは難しいという。支配人の林未来さん(45)は「上映する作品を決め、宣伝する期間が要る」と話す。再開しても座席の半数のみ利用するなど対策も必要で、「例年通りの売り上げは見込めない」とこぼした。

 ■休業継続

 一方、解除されなかったスナックやライブハウスなどは苦境が続く。

 神戸・三宮のスナック「Bijoux(ビジュー)」は、4月の売り上げが家賃の半分にも満たなかったという。5月の売り上げはゼロで、ママの北村多摩水さん(35)は「貯金を切り崩す日々。一日も早く店を開けたい」と嘆いた。

 老舗のライブハウス「チキンジョージ」(神戸市中央区)では緊急事態宣言以降、ほぼ全ての公演が中止に。収入が途絶え、専務の児島勝さん(57)は家賃などのやりくりに頭を悩ます。ライブハウスへの自粛要請は6月中旬ごろまで続くとみており、「ミュージシャン、ファンのために音楽の灯を守りたい」とした。

2020/5/16
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