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 新型コロナウイルス感染拡大防止策で、国が都道府県を通じて供給をあっせんしている消毒用エタノールについて、兵庫県内の薬局数十店が届いた品を購入しなかったことが28日、分かった。製品は10種類以上あるが濃度などは選べず、購入を希望してから1カ月以上を経て市販より高額の品が届いたといい、県などには「遅い」「高額過ぎる」といった苦情が数十件相次いだという。(井川朋宏)

 不足した消毒液を巡っては、厚生労働省が、医療機関などに優先的に供給する仕組みをつくったが、兵庫では、県内約60の診療所も同様の理由で購入を拒否したことが分かっている。

 消毒液は都道府県が需要を取りまとめ、報告を受けた同省がメーカー数社に提供を要請する。県内の薬局には4月上旬から中旬にかけて、県薬剤師会が購入の意向を聞いた。

 リストはあったが濃度などが選べず、約1700の薬局が希望本数だけを伝えたところ、1カ月以上が経過した今月20日から製品が届き始めた。このうち数十の薬局が購入しなかったとみられ、同会と県には詐欺を疑ったり、返品を求めたりする声がそれぞれ20~40件程度寄せられたという。

 播磨地域で薬局を営む女性には、政府が関西圏の緊急事態宣言を解除した21日に1リットル入りの消毒液5本が届き、送料などを含めて2万円以上を支払った。

 リストで最も高額な製品だったといい、普段は濃度がほぼ同じ品を1リットル2千円程度で購入していたため、2倍の負担となった。ちょうど個別に消毒液を入手できるようになった時期とも重なり、女性は「困っている時に届かず、後から高く売られて裏切られた気持ち」と怒りをあらわにしている。

2020/5/28
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