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昨夏の甲子園大会3回戦でサヨナラ勝ちし、歓喜に沸く明石商ナイン。今年はこうした光景が見られなくなった=2019年8月16日、西宮市の甲子園球場
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昨夏の甲子園大会3回戦でサヨナラ勝ちし、歓喜に沸く明石商ナイン。今年はこうした光景が見られなくなった=2019年8月16日、西宮市の甲子園球場

昨夏の甲子園大会3回戦でサヨナラ勝ちし、歓喜に沸く明石商ナイン。今年はこうした光景が見られなくなった=2019年8月16日、西宮市の甲子園球場

昨夏の甲子園大会3回戦でサヨナラ勝ちし、歓喜に沸く明石商ナイン。今年はこうした光景が見られなくなった=2019年8月16日、西宮市の甲子園球場

 高校球児の聖地への道が閉ざされた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、戦後初の中止が決まった今夏の全国高校野球選手権大会。大舞台を目指し、青春を懸けてきた球児たちは喪失感に包まれた。「信じたくない」「悔しい」。最大の目標を失い、兵庫県内の強豪校からも悲痛な声が漏れた。

 春の選抜大会を含め、兵庫勢では戦後初の5季連続甲子園出場が懸かっていた明石商高。出場が決まっていた3月の選抜大会に続き、戦わずしてその道が断たれた。

 1年生時からベンチ入りする来田涼斗主将、中森俊介投手(ともに3年)のプロ注目コンビを擁し、2018年夏から甲子園に連続出場。電話での代表取材に応じた狭間善徳監督は「甲子園を目標に頑張ってきた、3年生の気持ちを考えると残念。学校が再開されたときに顔と目を見て話をしたい」と無念さを漂わせた。

 中森投手の母美幸さん(41)は、昨夏の甲子園大会の映像を見返して息子の晴れ舞台を楽しみにしていた。「息子は『練習をみんなとしたい』と毎日言っている。秋の近畿大会から投げている姿を見ていない。成長した姿を甲子園で見たかった」と残念がった。

 昨夏、兵庫大会決勝で明石商高に敗れ、あと一歩で甲子園出場を逃した神戸国際大付高。部員寮で青木尚龍監督から中止の一報を伝えられた岡野翔海投手(3年)は「実感が湧かないし、信じ切れない」と唇をかんだ。兵庫大会の代替大会が開かれなければ、3年生はこのまま引退となる。隠地尊俊内野手(3年)は「このまま流れ解散になるのは嫌」と大会開催を切望した。

 強豪の報徳高の三宅雄雅主将(3年)は「正直言って悔しい。ただ、甲子園を目指して練習してきたことは絶対に無駄ではない」と言葉を絞り出した。(長江優咲、山本哲志、尾藤央一)

2020/5/20
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