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特別定額給付金の申請書に署名する技能実習生=兵庫県福崎町内(画像の一部を加工しています)
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特別定額給付金の申請書に署名する技能実習生=兵庫県福崎町内(画像の一部を加工しています)

特別定額給付金の申請書に署名する技能実習生=兵庫県福崎町内(画像の一部を加工しています)

特別定額給付金の申請書に署名する技能実習生=兵庫県福崎町内(画像の一部を加工しています)

 1人10万円の「特別定額給付金」の支給対象になっている外国人技能実習生が、円滑に申請できるよう、兵庫県福崎町が独自の対応に乗り出している。町が申請書を勤務先に送り、各企業の人事担当者に記入や添付書類の作成を手伝ってもらうことで、日本語の習熟度が異なる実習生をサポートする仕組み。総務省によると、全国でも異例の取り組みという。(井上太郎)

 同給付金は4月27日時点で住民基本台帳に記載された人が対象で、国内で働く約41万人の技能実習生を含む外国人にも支給される。ただ実習生が申請書をそれと気付かず捨ててしまったり、誤って「受給を希望しない」項目にチェックを入れたりするケースも考えられる。

 同町内の工場に勤める来日3年目の中国人女性(29)は新型コロナウイルスの影響で残業が減り、収入が3万円ほど少なくなった。生活費を切り詰めて家族に仕送りを続けており、10万円の給付金は「すごくうれしかった」。

 5月中旬、会社で申請書を受け取った。人事担当者が在留カードのコピーなどの添付書類を準備し、入金用の給与口座番号も記入。確認して署名するだけでよかった女性は「書類を書けるか不安だったけど、助かりました」と話す。

 この会社では約100人の実習生が勤務。人事担当者は「彼ら、彼女らも異国の地で不安を抱えて暮らしている。早く確実に受け取ってもらいたい」とする。

 同町では3カ所の工業団地に中堅や大手の製造業などの工場が集積し、実習生も多い。リーマン・ショック後の2009年、麻生政権が実施した定額給付金(1人1万2千円)でも同町は、勤務先を通じて実習生の申請を受理。今回も一定の実習生を受け入れている10社と事前協議し、約270人分の申請書を送った。

 総務省は外国人へのサポートとして5月中旬から、申請書の見本を11言語でホームページに掲載。実習生に対する福崎町のような取り組み例は把握していないというが、担当者は「手続き上の問題はない」としている。

2020/6/8
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