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患者の呼気を吸引、浄化する装置を稼働させ、機能を説明する神戸大学病院の伊藤智雄教授(右)=11日午後、神戸市中央区楠町7
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患者の呼気を吸引、浄化する装置を稼働させ、機能を説明する神戸大学病院の伊藤智雄教授(右)=11日午後、神戸市中央区楠町7

患者の呼気を吸引、浄化する装置を稼働させ、機能を説明する神戸大学病院の伊藤智雄教授(右)=11日午後、神戸市中央区楠町7

患者の呼気を吸引、浄化する装置を稼働させ、機能を説明する神戸大学病院の伊藤智雄教授(右)=11日午後、神戸市中央区楠町7

 神戸大学病院(神戸市中央区)は11日、新型コロナウイルスの院内感染対策として、特殊空調機器メーカーのソダ工業(大阪府東大阪市)と共同で、ウイルスの拡散を防止する装置を開発したと発表した。呼気から空中に浮遊し、感染源となるエーロゾル(微粒子)の吸引に効果を発揮するという。

 装置は幅45センチ、奥行き24センチ、高さ125センチ。1万分の3ミリの粒子をほぼ100パーセント除去する高性能フィルター(40センチ四方)を通じ、1分間に最大4千リットルの空気を吸引、浄化する。

 24時間の運転が可能で、寝たり座ったりした患者の頭部付近で使用でき、物理的に隔離せず診療できる利点がある。医療従事者の感染リスクを減らすため、救急外来や検体採取、コロナ専用病棟などの現場での普及を目指す。

 3月末に神戸大学病院病理部の伊藤智雄教授が発案してソダ工業に協力を依頼。即時に開発して4月下旬に完成した。既に同病院の救命救急センターや透析室などに8台を導入した。価格は数十万円で、医療機関などへの販売を検討しているが時期は未定という。

 会見した伊藤教授は「完全防護の状態で全ての患者を診療するのは不可能。感染を覚悟して対応する医療者が、安心感を得られることが大きい。量産化し、医療機関を感染から守りたい」と述べた。(井川朋宏)

2020/6/11
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