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兵庫県庁=神戸市中央区下山手通5
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兵庫県庁=神戸市中央区下山手通5

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 兵庫県は、新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受けた中小企業を支援するため、2月以降に創設した制度融資の利用が約4カ月で約2万7千件に達し、5千億円を超えたと発表した。2008年9月のリーマン・ショック後につくった同種の制度融資の年間実績をすでに超過。このままのペースで推移すれば、年換算でリーマン時の3倍を上回る可能性もある。(森 信弘)

 県は神戸市とともに、原資の一部を金融機関に預託して、2月25日から順次、コロナ禍対策の6種類の制度融資を用意してきた。前年に比べて一定の売り上げが減った事業者に、信用保証付きの融資を行う。

 県によると、7月2日時点の利用は2万6912件(保証承諾ベース)。金額は、保証承諾後に申込者が辞退した分を除いて5千億4200万円だった。リーマン危機時の08年10月末に創設した制度融資は09年9月までの1年間で、利用が2万1667件(同)、4756億7千万円(同)だったという。

 コロナ禍対策融資の内訳は、5月に創設した無利子・無保証料融資が3667億8700万円と約7割を占める。6月下旬には、融資限度額を3千万円から4千万円に引き上げ、追加で借りる事業者も多い。

 利用の推移を月ごとの累計で見ると、5月は約1万3500件(約2689億円)と4月の約3倍に急増し、6月も約2万6600件(4946億円)に増えた。無利子・無保証料融資を上限まで借り、6月に新設した別の無保証料融資で資金を借りていると、県はみている。実際の融資実行は7月2日時点で2万3382件、4339億5千万円だった。

 県は「リーマン危機に比べて、コロナ禍の影響は深くて業種も幅広い。本年度の制度融資実行額は現時点で融資枠(1兆円)の半分に満たない。今後も事業者の資金需要を見ながら、必要な対応を考えたい」としている。

2020/7/8
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