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クラウン姿で「日本エンターテイメント連盟」設立の経緯を話す白井博之さん=西宮市津門川町、G・E-JAPAN西宮スタジオ
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クラウン姿で「日本エンターテイメント連盟」設立の経緯を話す白井博之さん=西宮市津門川町、G・E-JAPAN西宮スタジオ

クラウン姿で「日本エンターテイメント連盟」設立の経緯を話す白井博之さん=西宮市津門川町、G・E-JAPAN西宮スタジオ

クラウン姿で「日本エンターテイメント連盟」設立の経緯を話す白井博之さん=西宮市津門川町、G・E-JAPAN西宮スタジオ

 コロナ禍に苦しむフリーランスのクラウン(道化師)、大道芸人らを支援しようと、一般社団法人「日本エンターテイメント連盟」が設立された。発起人は、クラウンやタップダンサーとして西宮(兵庫県)を拠点に活躍する白井博之さん(54)。「ゆくゆくは同業者のギルド(組合)のような組織に」と意気込む。(溝田幸弘)

 白井さんは自らクラウン、タップダンサーなどとして活動する一方、エンターテイナーの養成や舞台・イベントの企画などを手がける会社「G・E-JAPAN」(西宮市)を営む。

 クラウンは舞台で人を笑わせるだけでなく、夏祭りなど地域や商業施設の催しで集客やにぎわいを生み出す役割も担う。「人を集めてナンボ」(白井さん)の仕事だけにコロナ禍の影響は深刻で、今春から夏、そして来年にかけての予定が次々キャンセルに。G・Eに所属するプロのクラウンもアルバイトでなんとか生活をつないでいるという。

 「同じエンターテインメント業界でも大手はマスコミを通じて苦境が伝えられる。一方、地域に根差して活動するパフォーマーは独立独歩の人が多く、なかなか社会に声が届かない」。一念発起した白井さんは5月、任意団体として同連盟を立ち上げ、持続化給付金の支給対象拡充など、国への政策提言を携えて上京。政府機関や国会議員に陳情を重ねた。

 6月下旬、政府はフリーランスの芸術家や裏方に最大20万円を支給するなどの芸術・文化支援策を発表。白井さんは「その受け皿に」と7月、連盟の法人格を取得した。名誉理事にタップダンスの第一人者、中野ブラザーズの中野章三さん、顧問に同じくタップダンサーの火口秀幸(HIDEBOH)さんが就任した。当面は国の補助金がスムーズに受けられるよう、所属メンバーの身分を保障する統括団体として認められることを目指す。

 さらに文化芸術基本法の改正も訴えていく予定。参考にするのは、韓国の芸術家福祉法で、国から芸術家として認められるための要件を明確に規定し、事故の際は労災保険の対象となることなどを定める。

 白井さんは「現状ではコロナ禍のような事態になればみんなが路頭に迷う。権利として、保障を求める活動をしていかなければ」と力を込めた。

 問い合わせは同連盟ホームページで。

2020/8/24
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