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神戸大=神戸市灘区六甲台町1(資料)
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神戸大=神戸市灘区六甲台町1(資料)

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 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、兵庫県内の芸術文化関係者の9割がイベントの延期、中止といった影響を受け、2~12月の損失が個人で平均107万円、団体で622万円に上ることが3日までに分かった。調査した神戸大大学院国際文化学研究科の藤野一夫教授(文化政策)は、県内全体で約590億円の損失が見込まれると推計。「行政による支援情報を集約し、利用できる仕組みが必要」と提言している。

 同教授の研究室が8月、インターネットで調査し、545人と133団体が回答。このうち、居住地または活動地が兵庫県内だった479人、126団体分を集計した。

 困っていることや不安に思っていること(複数回答)として、個人の66%が「創作発表の機会が失われたこと」を挙げた。団体では「感染源となることや感染リスク」が71%と最も多かった。また、「自粛警察、バッシング」との回答も、個人、団体ともに25%前後あり、市民の監視の目を気にしながら活動せざるを得ない現状が浮き彫りになった。

 自由回答では「オーディションに合格した演奏会がすべて中止になった」といった切実な意見が寄せられた。

 県内全体の損失推計額は、寄せられた回答の平均値に県内の芸術家、芸術団体の数を掛けて算出。藤野教授は「調査結果を基に、国や県などへ政策提言をしたい」と話している。

 アンケートの結果はhttps://kobeartresearch202.wixsite.com/reportで見ることができる。(井原尚基)

2020/9/3
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