連載・特集 連載・特集 プレミアムボックス

ニュース

  • 印刷
120年以上の歴史を持つ神戸マリナーズセンター=神戸市中央区元町通3 神戸マリナーズセンターのラウンジ。船員でにぎわってきたが、新型コロナウイルスの影響で閑散としている=神戸市中央区元町通3 利用者が自分の出身地などを記したノート。欧州やアジア各地から多くの船員が訪れてきた=神戸市中央区元町通3
拡大

120年以上の歴史を持つ神戸マリナーズセンター=神戸市中央区元町通3

神戸マリナーズセンターのラウンジ。船員でにぎわってきたが、新型コロナウイルスの影響で閑散としている=神戸市中央区元町通3

利用者が自分の出身地などを記したノート。欧州やアジア各地から多くの船員が訪れてきた=神戸市中央区元町通3

  • 120年以上の歴史を持つ神戸マリナーズセンター=神戸市中央区元町通3
  • 神戸マリナーズセンターのラウンジ。船員でにぎわってきたが、新型コロナウイルスの影響で閑散としている=神戸市中央区元町通3
  • 利用者が自分の出身地などを記したノート。欧州やアジア各地から多くの船員が訪れてきた=神戸市中央区元町通3

120年以上の歴史を持つ神戸マリナーズセンター=神戸市中央区元町通3 神戸マリナーズセンターのラウンジ。船員でにぎわってきたが、新型コロナウイルスの影響で閑散としている=神戸市中央区元町通3 利用者が自分の出身地などを記したノート。欧州やアジア各地から多くの船員が訪れてきた=神戸市中央区元町通3

120年以上の歴史を持つ神戸マリナーズセンター=神戸市中央区元町通3

神戸マリナーズセンターのラウンジ。船員でにぎわってきたが、新型コロナウイルスの影響で閑散としている=神戸市中央区元町通3

利用者が自分の出身地などを記したノート。欧州やアジア各地から多くの船員が訪れてきた=神戸市中央区元町通3

  • 120年以上の歴史を持つ神戸マリナーズセンター=神戸市中央区元町通3
  • 神戸マリナーズセンターのラウンジ。船員でにぎわってきたが、新型コロナウイルスの影響で閑散としている=神戸市中央区元町通3
  • 利用者が自分の出身地などを記したノート。欧州やアジア各地から多くの船員が訪れてきた=神戸市中央区元町通3

 明治から120年以上の歴史を持ち、外国人船員の信仰や憩いの場である「神戸マリナーズセンター」(神戸市中央区元町通3)が苦境に陥っている。新型コロナウイルスの影響で利用者はほぼゼロ。感染への恐れなどから、船員が船の外に出られないためだ。利用低迷はコロナ前からで、港町ならではの施設が岐路に立っている。(杉山雅崇)

 同センターは、英国国教会が1895(明治28)年、船員の厚生施設として開設した海員センターが前身。現在は、世界各国で船員の支援活動に取り組むキリスト教系団体「ザ・ミッション・トゥー・シーフェラーズ」(本部・英国)が運営し、50カ国に施設がある。日本国内には横浜市と北海道苫小牧市にも設けられている。

 人種や宗教に関係なく船員たちを受け入れ、華やかでにぎやかな交流の場になり、長く家族や恋人と会えない人たちの相談に乗る役割も果たしてきた。

 しかし、新型コロナ感染症の流行は、船員の生活を大きく変えた。船内の感染拡大には敏感となるため、船員の上陸を禁じる船会社が増えた。

 さらに海外渡航が制限され、寄港地での交代がしにくくなったため一人一人の乗船が長引き、船員自身が疲労し、外出する余裕がなくなった。毎日10人前後が訪れていたが2月ごろから少なくなり、3月以降はほぼゼロになったという。

 ただそもそも、センターの利用は減っていた。物流の効率化で貨物船の寄港時間は年々短くなっており、船員は外出がしにくくなった。さらにスマートフォンが普及し、一人で過ごすのを好む若者が増えていたという。

 センターによると、施設の利用は無料だが、運営は利用者からの寄付金でおおむね賄われてきた。現在は、積み立てた寄付金を切り崩してやりくりしているが、寄付額は減っているという。

 運営に携わる英国出身で司祭のポール・トルハーストさん(43)は「センターは、厳しい環境で働く船員が休める貴重な場所。利用者は少なくなっても、相談できる場としてなくしたくはない。新型コロナの収束を願うと同時に、施設を続けていく方策を考えたい」と話す。

 寄付などの問い合わせは同センターTEL078・331・1696まで。

2020/9/29
1  2  3  4  5  >

天気(12月3日)

  • 15℃
  • 9℃
  • 10%

  • 13℃
  • 7℃
  • 60%

  • 16℃
  • 7℃
  • 10%

  • 16℃
  • 6℃
  • 20%

お知らせ