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兵庫への移住者とオンラインで結んで開かれた移住相談のセミナー=東京都千代田区有楽町2 セミナーを告知したチラシ
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兵庫への移住者とオンラインで結んで開かれた移住相談のセミナー=東京都千代田区有楽町2

セミナーを告知したチラシ

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 歯止めがかからなかった東京一極集中が、新型コロナウイルス感染症の感染拡大で様変わりしつつある。都内の移住相談窓口を訪れる人が増え、東京は7月、8月と転出超過。人口流出に悩む自治体側は好機と捉え、兵庫県と神戸市が8月から東京で新たな試みを始めた。移住者の先輩にオンラインで実体験を聞く相談会がこれまでに2回開催され、「参加して移住への不安が解消した」と移住先の本格選定に入った人もいる。(永見将人)

■候補は丹波

 10月4日、東京・有楽町駅前の会議室で開かれた「ふるさと暮らしセミナー」。首都圏在住の8人が、大型画面を熱心に見つめていた。

 港区から参加した女性(33)は、横浜市内のコンサルティング会社に勤務する夫が在宅勤務に移行したことで移住を真剣に考えるようになった。「北海道の自然の中で生まれ育ったので、子育てを考えても自然の多い環境で暮らしたい」と丹波地域などを候補に検討を始めた。だが、夫が兵庫県加古川市出身とはいえ、丹波にはなじみがなく、特に人間関係に不安があった。セミナーで質疑の時間になると真っ先に手を挙げた。「田舎暮らしでコミュニティーに入るのは難しさもあるのでは」

 「公民館の寄り合いを回ったりしましたね」と画面越しに経験を語ったのは、今年2月に都内から神戸市北区大沢町に移った男性(40)。システムエンジニアとして東京・品川で勤務していたが、「大企業の歯車の一つとして働くのは体が持たないと思った」。神戸版地域おこし協力隊として夫婦で移住し、道の駅の直売所を運営する会社で働き始めた。コロナ禍でイチゴ狩りの客が激減した地元農家を助けようと、インターネットで小口資金を募るクラウドファンディングを企画した話など、農家との交流の楽しさを生き生きとした表情で話した。

 丹波市での暮らしについては、都内から移住して農業を営む夫婦が紹介した。「いろんな経験を持つ人とのつながりが楽しく、都会に住んでいた時より知り合いが増えた。移住者同士の交流もありますよ」

■早速お試し

 セミナー後の女性の表情は晴れやかだった。「移住者同士のコミュニティーもあると知り、安心した。丹波や神戸を軸に本格的に考えます」。10月中に2週間、県の「お試し居住」を活用し、三田市内で暮らしてみることも決めた。

 コロナ禍で普及したオンライン会議に着想を得たというセミナー。カムバックひょうご東京センターの長谷川美穂所長補佐は「実際に経験者から良かった点や困った点を聞けるのは、自治体職員や相談員が話すのと全然違うようだ」と手応えを示す。

 自治体側のアピール内容も、コロナ禍を逆手にとるように変わる。神戸市の相談員は、東京23区の人口密度が5倍以上という比較を図で示し、強調した。「(23区は)密ですよね」

2020/10/10
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