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岸本千秋研究員
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岸本千秋研究員

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 コロナ禍は若者のコミュニケーションに変化をもたらした? 武庫川女子大言語文化研究所(兵庫県西宮市池開町)の調査で、大学生が無料通信アプリLINE(ライン)で連絡を取り合う相手の数が、新型コロナウイルスの感染拡大に伴って増えたことが分かった。同研究所の岸本千秋助教は「不安や焦りを和らげるためにLINEが一定の役割を果たしたようだ」と分析している。

 岸本助教が授業を担当する同大と阪南大(大阪府松原市)の受講生計165人が、ラインを使った日頃のやりとりについてまとめたものを基に調査した。両校とも、新型コロナ禍に伴い、本年度前期の授業はオンラインで行われた。

 新型コロナの感染拡大後、これまで関わりが少なかった友人やバイト先の人と新たに連絡を取るようになった学生が増加。疎遠だった相手から連絡が来る機会も増えたという。

 たわいない会話のみだった相手と授業の課題や就職活動について情報交換するようになるなど、やりとりの内容が濃くなったことが分かった。

 さらに音声通話が増えたことも判明。岸本助教によると、コロナ禍前は相手への気兼ねから音声通話は敬遠されていたが、「互いに声の調子を確かめながら双方向のやりとりができるメリットを優先したくなるほど、コロナ禍は学生に孤独感を与える異常な事態だったのだろう」と推測する。

 調査結果が記された「LCりぽーと46」は同研究所ホームページで閲覧できるほか、郵送にも応じる。同研究所TEL0798・45・3536

(井原尚基)

2020/11/9
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