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 厚生労働省は25日、都道府県の新型コロナウイルス患者向けの病床使用率(23日時点)を公表し、5週連続で全国最悪だった兵庫県は61・9%と、大阪府に次ぐワースト2位だった。兵庫は「自宅療養者ゼロ」の方針もあって7割前後で高止まりしていたが、微減傾向に。ただ、コロナ向け病床の入院を巡る方針変更の影響が大きく、実態が改善したとはいえない状況だ。

 兵庫県は、容体急変や家庭内感染への対策から自宅療養者を0人とする独自方針を貫く。東京、愛知、大阪では約千~2千人が自宅療養中で、兵庫の方針は病床使用率を押し上げる要因となってきた。特に11月中旬までは、軽症者も原則としていったん入院する措置を取っていたため、その傾向が顕著だった。

 同月下旬から、軽症者も医師の判断で宿泊療養施設に直接入れる方針に。また他府県に合わせ、入院先が決まるまでの感染者を入院患者に含めず「調整中」として別扱いにした。こうした変更は病床使用率を下げる要因となったが、入院調整に数日を要するケースが増え、「調整中」の数が増える傾向にあった。

 今回の微減には別の要因も。県は11月下旬以降の医療機関や福祉施設のクラスター(感染者集団)多発を受け、陽性となった入院患者や入所者は重症例などを除き、そのまま施設に滞在する方針に。こうした患者は25日午前0時時点で、県内感染者の約2割を占める。これまでは「調整中」に含めていた。

 県医務課は「一般病床とのバランスもあり、コロナ病床の状況は厳しい。施設にとどまる患者の増加にも危機感を持っている」とする。(井川朋宏)

    ◇    ◇    

 県は25日、これまで「入院・療養調整中」としていた感染者の発表区分を一部変更。クラスターが発生した医療機関や福祉施設で感染し、そのままとどまる入院患者、入所者らを「その他」として別扱いにした。

2020/12/26
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