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 兵庫県内で11月以降、新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が、少なくとも78カ所で発生し、関連の陽性者は計約1800人に上っている。発生場所の種別では福祉施設が最も多く、医療機関については3カ所で100人以上が感染し、大規模化が目立つ。今月に入ってからの県内の感染者数や死者の増加に影響しているとみられる。

 県や神戸市などによると、発生場所の種別では、福祉施設が26カ所で3分の1を占める。次いで医療機関が20カ所で多く、学校12カ所、飲食店10カ所、事業所7カ所と続く。

 医療機関は1カ所当たりの感染者数が多く、計900人以上に広がった。院内の感染者が3桁となったのは、向陽病院(神戸市北区)の140人、神戸朝日病院(同市長田区)の110人、東加古川病院(加古川市)の117人。ウイルスが持ち込まれると、入院患者や職員に一気に広がる傾向となっている。福祉施設では、南あわじ市の介護老人保健施設で今月初旬までに66人が感染。このほか神戸、阪神、西播磨地域の介護事業所、特別養護老人ホームなど各地の計26カ所で続発している。

 クラスターは11月下旬以降に多く発生し、12月の感染者が4千人を超えた一因となった。医療機関の入院患者や福祉施設の入所者には高齢者も多く、重症化リスクが高いため、死者の増加にもつながったとみられる。死者数は今月だけで117人に上った。

 県はこうした施設で、濃厚接触者以外も関係者を幅広く検査する方針を示している。県の担当者は「感染が流行し、発症前から感染力があるので対策は難しいが、早期に発見、検査をして封じ込めをしていく」としている。(井川朋宏)

【特集】目で見る兵庫県内の感染状況

2020/12/29
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