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神戸市役所=神戸市中央区
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神戸市役所=神戸市中央区

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 神戸市が今月初旬に確認した新型コロナウイルスの新規感染者のうち、半数以上が10日間の自宅待機となり、入院せずに治癒していたことが、同市への取材で分かった。いずれも無症状や軽症の患者だが、今年に入り市内のコロナ対応の病床がほぼ埋まっている上、感染者の急増で入院調整が追いついていない。重症化リスクが高い人への入院調整に注力するため、市は一定の条件を設けて自宅療養を認める方向で検討に入った。

 市によると、1月初旬の5日間に確認した感染者の状況を調べたところ、1日平均44人のうち、同24人(55%)が入院調整中のまま、治癒までの10日間を自宅で過ごしていた。いずれも、感染確認後に保健師が本人に面会し、既往症などで容体が急変するリスクが低いと判断。急変した場合は病院への救急搬送を想定していた。

 市は、無症状や軽症の患者を対象にした宿泊療養施設として市内のホテルなど3カ所を確保しているが、高齢で身の回りの世話が必要なケースや、「病院に入院できないのであれば、自宅で過ごしたい」という本人の希望などもあり、自宅待機が増える一因になっている。

 一方で、無症状や軽症のうち、持病などで入院の必要性が比較的高い患者でも入院先が見つからず、1、2日程度の自宅待機が発生している。自宅待機中に急変し、救急搬送されるケースも「1日に1、2件はある」(市保健所)。さらに、リスクがあるにもかかわらず一時的に自宅待機となった患者の容体が悪化し、入院後に亡くなったケースもあるという。

 市健康局は「自宅待機中に亡くなるケースがいつ出てもおかしくない状況だ。市民に感染防止策を呼び掛けるとともに、入院の優先度の高い患者への対応を強化する態勢を考えたい」としている。(石沢菜々子)

2021/1/19
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