連載・特集 連載・特集 プレミアムボックス

ニュース

  • 印刷
緊急事態宣言下で人通りがまばらな繁華街=3日午後7時5分、神戸市中央区(撮影・中西幸大)
拡大

緊急事態宣言下で人通りがまばらな繁華街=3日午後7時5分、神戸市中央区(撮影・中西幸大)

緊急事態宣言下で人通りがまばらな繁華街=3日午後7時5分、神戸市中央区(撮影・中西幸大)

緊急事態宣言下で人通りがまばらな繁華街=3日午後7時5分、神戸市中央区(撮影・中西幸大)

 新型コロナウイルス関連の改正法が3日成立した。収束が見通せず、緊急事態宣言下の時短営業で厳しい経営を続ける県内の飲食店からは罰則を不安視し、補償の充実を訴える切実な声が上がった。改正感染症法は入院や疫学調査を拒んだ人らへの罰則を盛り込み、私権制限の不安が高まる。「過去を反省せず、差別を助長しかねない法だ」。ハンセン病の元患者は怒りをあらわにした。

 兵庫県尼崎市の保健所関係者は「今回の法改正が、保健所業務の後押しになるとは思えない」と話す。

 例えば、疫学調査で「利用した飲食店名は明かしても、同伴した人の名前は言わない陽性者はこれまでもいた」といい、「罰則ができれば店に行ったこと自体を隠す可能性がある」と指摘する。感染者が急増して入院できない待機者が大勢いる中、「入院拒否を罰則対象にすることにどんな意味があるのか。疫学調査の対象者に何度連絡しても接触できなかった場合、拒否されているのか、寝込んでいて気付かなかったのか判断できない。過料を科すなら、明確な基準が必要だ」と話す。

 飲食店にも困惑が広がった。「自己判断で(要請に)従っていたのが、法律となると『強制』の意味合いが一気に増すように感じる」と話すのは、三宮・生田神社の近くで洋風居酒屋を営む男性店長(58)。協力金の申請手続きや支払いの時期などが不明確な中、「支援に不備があっても文句が言えない雰囲気にならないか」と不安を募らせる。

 東門街の焼き鳥店「かばぶ」の店長(45)は、夜の営業がメインだったため、平日はほとんど客が来ないが、「いち早く収束するために国が作った法律。それに沿って営業するしかない」と受け止める。三宮では要請に従わず深夜まで営業する店もあり「効果はあるのでは」とするが、「家賃も人件費も店ごとに違うから、開けている店の気持ちも分かる。現場の声も支援策に反映させて」と求めた。(霍見真一郎、小谷千穂)

2021/2/4
1  2  3  4  5  >

天気(4月12日)

  • 21℃
  • ---℃
  • 20%

  • 23℃
  • ---℃
  • 30%

  • 23℃
  • ---℃
  • 10%

  • 22℃
  • ---℃
  • 10%

お知らせ