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 緊急事態宣言を2月末で解除するよう政府に要請する兵庫県の方針について、県内では冷静な受け止めが聞かれた一方、飲食店経営者からは歓迎の声も上がった。

 神戸市垂水区の会社員女性(42)は「宣言が解除されても自粛生活は終わらない」と冷静に受け止めた。長男の中学卒業を祝う家族旅行を3月に計画したが、新型コロナウイルスの感染再拡大で見送りになった。「宣言が解除されても気楽に旅行はできない。しばらく巣ごもり生活を続けます」と話した。

 一方、神戸市須磨区の焼き鳥店の店主(60)は「1時間でも長く営業できるなら助かる」と喜んだ。同店の昨年の売上額は前年比4割減。「時短営業の緩和はありがたい」としながら「赤字を埋める協力金がどうなるのか十分に説明がない」と不安も見せた。

 神戸市兵庫区の無職男性(69)は緊急事態宣言が出て以来、週1度の妻との外食を控えてきた。日中の人出が目立つ各地の光景に「夜間のみの営業時短に意味があるのか」と疑問を呈しつつ、「時短の緩和は飲食業者の助けになる」と宣言の早期解除に肯定的だった。(森下陽介)

【特集】目で見る兵庫県内の感染状況

2021/2/22
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