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コロナ重症センター出向 最前線で奮闘する看護師とは 防護服に役割・入室時間を記入 家族と対面へ遺体を花で飾る
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大阪コロナ重症センターで働く看護師(大阪府提供、画像の一部を加工しています) 看護師の姉と記者が無料通信アプリ「LINE(ライン)」でやりとりした画面 重症センターで働く医療従事者に大阪府の吉村洋文知事が寄せたメッセージ(大阪府提供)
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大阪コロナ重症センターで働く看護師(大阪府提供、画像の一部を加工しています)

看護師の姉と記者が無料通信アプリ「LINE(ライン)」でやりとりした画面

重症センターで働く医療従事者に大阪府の吉村洋文知事が寄せたメッセージ(大阪府提供)

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看護師の姉と記者が無料通信アプリ「LINE(ライン)」でやりとりした画面

重症センターで働く医療従事者に大阪府の吉村洋文知事が寄せたメッセージ(大阪府提供)

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 新型コロナウイルスの感染「第3波」が本格化した昨年11月、記者(30)のスマートフォンに看護師の姉(47)=大阪府=から、メッセージが届いた。「大阪コロナ重症センターに出向する」。まさか、姉ちゃんが? 「頑張って」と伝えたものの、心配は尽きなかった。重症センターでどんな仕事をしたのか。1月末で出向を終えた姉と電話で話した。(真鍋 愛)

■防護服に役割・入室時間を記入

 -どういう経緯で出向したの。

 「職場の看護部長に呼ばれて、出向の打診があった。そこにしんどい人がいて、自分が役に立てるなら、看護師として行って当たり前と考えてたから、嫌とは思わんかったな」

 -最初は「親には言わずに出向する」って。

 「親に不安を与えたくなかったから。でも私が働いている病院が呼吸器専門って知っていたから、探りを入れるような電話やメールがあって。白状したら、お母さんは『やっぱり。言ってよ!』って怒っていた(笑)」

 -大阪コロナ重症センターではどんな仕事をしてたん?

 「稼働までの1週間は、感染防護服の着方や人工呼吸器の使い方を確認したり、入院を受ける流れを確認したり。スタッフはいろんな病院から集まっていたから、『どうしたらスムーズに稼働できるか』を意識して、コミュニケーションを取っていた。私は自己紹介メッセージの係で、途中から着任するスタッフもメンバーが把握できるよう、顔写真付きのカードを作った。吉村(洋文)知事も直筆のメッセージを寄せてくれたよ」

 「稼働後は、患者がいるレッドゾーンでリーダーかサブリーダーをすることが多かった。リーダーは、看護師の様子を把握するのも仕事の一つ。防護服にはペンで名前、役割、何時にレッドに入ったかを書くんだけど、長時間働いている人には声を掛けて休憩に出てもらった」

■家族と対面へ遺体を花で飾る

 -印象に残ったことは。

 「『しんどいね』と一緒に頑張った患者さんが亡くなるのは毎回つらいし、遺体を納体袋に入れるのはいまだに慣れない。担当看護師はご遺体をできるだけきれいに見せようと、体の周りを花で飾ってあげていた。透明の納体袋越しに遺体を見た家族は『ありがとうございます』とすごく喜んでくれた。ここでしか会わせてあげられなかったけど、ご家族の言葉に心が救われた。花を飾った仲間を誇りに思ったな」

 「仕事は緊張感を持って業務に当たるけど、終業後は前向きな話やばか話で笑い合ったりもした。仕事の終わりには報告や意見交換の場がもたれて、医師や看護師で問題点や改善点を話し合った。それは結果的に、いい看護の提供につながるしね」

 -兵庫や大阪は緊急事態宣言の解除が決まった。呼び掛けたいことはある?

 「マスクの着用や消毒、手洗い、うがいで感染予防を徹底して、自分の身を守ってほしい。医療従事者は、救える命を救えないのが一番悲しい。医療現場が逼迫(ひっぱく)すると、命のトリアージ(選別)をしないといけない。そんな状況にだけはならないでと、いつも願っている」

【大阪コロナ重症センター】新型コロナウイルスの重症患者用として大阪府が整備した、全30床の臨時医療施設。2020年12月に稼働した。大阪急性期・総合医療センター(大阪市住吉区)の敷地にあり、全床に人工呼吸器を備える。

【特集】目で見る兵庫県内の感染状況

2021/2/27
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