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コロナワクチンの接種方法を確認する模擬訓練=2月22日、伊丹市昆陽池2、阪神北広域こども急病センター
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コロナワクチンの接種方法を確認する模擬訓練=2月22日、伊丹市昆陽池2、阪神北広域こども急病センター

コロナワクチンの接種方法を確認する模擬訓練=2月22日、伊丹市昆陽池2、阪神北広域こども急病センター

コロナワクチンの接種方法を確認する模擬訓練=2月22日、伊丹市昆陽池2、阪神北広域こども急病センター

 65歳以上の高齢者への新型コロナウイルスワクチン接種開始で、国が明示している4月12日まで1カ月を切った。一般市民への初の接種になるが、当初はワクチンの供給量がわずかと見込まれるため、兵庫県内41市町の約7割が施設入所者や80歳以上など優先的に接種する人を決めているか、決める方向で検討していることが分かった。接種開始を見込む時期は市町によって違い、すでに大型連休明けを予定する自治体もある。(まとめ・高田康夫)

 神戸新聞社が10~12日、県内41市町に準備状況を取材した。兵庫県には4月5日の週から順次、高齢者向けのワクチンが届く予定で、最初の22箱(1箱975接種分)は神戸市や伊丹市など22市に振り分けられる。同26日の週には全市町に1箱が届く予定となっている。

 当初は供給量が少ない中、西宮市や上郡町など7市町で高齢者の中でも優先して接種する人を決めていた。クラスター(感染者集団)の発生が課題となっている高齢者施設の入居者や病院の入院患者からが多い。一方、たつの市は80歳以上から約500人の希望を募り、その後に高齢者施設での接種を進めるという。ほかにも年齢で区切ることを検討する市町があった。

 最初のワクチンが届く時期は分かったものの、その後のスケジュールは不透明で、各市町とも開始時期の計画を立てにくい状況だ。南あわじ市などのようにワクチンが届き次第始める市町がある一方、新温泉町は「冷凍庫にしばらくため込み、量を確保する手段もある」とし、早くても大型連休明けの開始を予定する。

 また、4~5月は医療従事者らの優先接種と高齢者接種が並行することが予想される。当初から診療所での個別接種を進めれば、ワクチン接種が終わっていない医師が住民に接種する事態にもなりかねず、三木市は「医療従事者が終わらないと個別接種を始められない」とする。

 住民への接種方法については、公民館や体育館などでの集団接種と、診療所などでの個別接種を29市町が併用する。集団接種のみが7市町、個別接種のみが3市だったが、今後、併用を検討する市町もあった。移動手段がない高齢者も課題となっており、佐用町などは送迎バスを走らせるという。

 課題としては、ワクチンの供給時期や供給量の不透明さを挙げる市町が多かった。「予定を組めない」(高砂市)、「市民に正確な情報を伝えられない」(丹波篠山市)など、国や県に情報を求める声が相次いだ。

2021/3/12
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