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 緊急事態宣言は、ゴールデンウイーク(GW)を控えた観光地を再び直撃した。感染者数に地域差があるため、兵庫県は当初、エリアごとに措置内容を変える方針だったが、一転して県内一律に。山間の観光地からは新たな支援策を求める声が上がった。(阿部江利、川村岳也、上田勇紀)

 コロナ禍前はインバウンドや県外の観光客らでにぎわった豊岡市の城崎温泉。

 同温泉旅館協同組合は、昨春の緊急事態宣言で約1カ月強にわたり一斉休業した。年末年始に出された2度目の緊急事態宣言は冬場の稼ぎ時と重なり、少なくとも12万人を超えるキャンセルが出たという。

 「今年も大型連休がだめになってしまった」

 芹沢正志理事長(56)のため息は深い。都市部での感染者急増に伴い、最近ではキャンセルが増えつつあった。「思い切って休業し、体力を温存した方がいいかと思案する旅館が多い」と複雑な様子。

 芹沢さんの旅館「芹」も全室が予約で埋まる日もあったが、感染増に伴い半分ほどがキャンセルに。「宣言後は1割ほどまで減る」とみる。

 温泉街への打撃は図りしれない。芹沢さんは「現状では宿泊業への支援がなく、『生殺し』の状態。持続化給付金など、今をしのげる支援を」と訴えた。

 「まだどうなるか分からなくて困ってます」

 「恐竜化石発見のまち」をアピールする丹波市の担当者は頭を抱える。市は「丹波竜化石工房ちーたんの館」などの公共施設を開けるかどうか、24日に会議を開いて判断する。

 連休中は「普段の10倍」の集客を見込み、高速道路のサービスエリアにPRコーナーを設けたばかり。担当者は「大勢の子どもに来てほしいが、感染を広げるわけにもいかない」と苦しい胸の内を明かした。

 大型連休に合わせ、29日に新アトラクションを開業予定だった淡路市のアニメ体験型テーマパーク「ニジゲンノモリ」。運営元の総合人材サービス・パソナグループは、開業を延期し、緊急事態宣言の期間中は施設そのものを休業することにした。ただ、施設内の飲食店は、営業継続の可否を慎重に検討するという。

 新アトラクションは人気ゲーム「ドラゴンクエスト」が題材。同ゲーム原作者で洲本市出身の堀井雄二さんも出席する内覧会も中止にするなど、対応に追われた。

2021/4/24
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