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 新型コロナウイルス感染拡大に伴う3度目の緊急事態宣言が兵庫県などに発令され、9日で2週間となった。8日時点で、県内の療養者数(死者と退院者を除く全患者)は5009人と5千人を超え、政府の分科会による感染状況の指標ではほとんどがステージ4(爆発的感染拡大)相当のままだ。重症者病床の使用率や陽性率など4項目で、宣言が発令された4月25日より悪化しており、効果はいまだ出ていない。

 県内の療養者数は4月8日、秋冬の「第3波」でピークだった2100人台を上回り、5月2日に初めて5千人を超え、以降も高止まりする。人口10万人当たりの療養者数は、今回の宣言発令日4月25日に比べ、8日時点で10人程度多い91・6人となった。さらに、入院患者は768人で3日連続、自宅療養者は1817人と4日連続で過去最多を更新している。

 医療の逼迫に伴い、県は7日、コロナ向け病床を95床増の1030床に、うち重症者用の病床も6床増の124床を確保したと公表した。それでも全患者、重症者の病床使用率はともに75%前後と高水準となっている。患者のうち入院できている人の割合を示す「入院率」は、7人に1人程度の15%台と深刻な状況だ。

 また直近1週間の検査陽性率は今月3日以降、17%前後と高い数値で推移。検査数は大型連休前の1日当たり4千件弱に対し、1~6日は2千件前後と少なく、新規感染者数はこの間に減少。1週間の人口10万人当たり新規感染者数は宣言発令日より10人強少なくなり、52・6人となった。感染経路が不明な患者の割合は4月末以降は50%を切り、唯一ステージ3(感染急増)未満となっている。

 今月末までの緊急事態宣言延長が決まった7日の会見で、井戸敏三知事は「前回宣言の解除基準には程遠い。絶対数を減らす対応をしばらく続けざるを得ない」と述べた。(井川朋宏)

2021/5/9
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