2022/11/19 12:00
【これまでのあらすじ】
兵庫各地(ひょうごかくち)をめぐり、但馬(たじま)の香美町(かみちょう)でコザクラを見(み)つけたマル。桜子(さくらこ)の待(ま)つ神戸(こうべ)での再会(さいかい)を約束(やくそく)し、マルは丹波(たんば)を通(とお)って宝塚(たからづか)へ。三匹組(さんびきぐみ)の猫(ねこ)とともにネコの仙人(せんにん)を訪(たず)ね、淡路(あわじ)へ行(い)けと告(つ)げられる。フェリーと泳(およ)ぎで島(しま)へ渡(わた)り、仙人(せんにん)の言(い)っていた炎(ほのお)の柱(はしら)を目指(めざ)して山(やま)を登(のぼ)ると、着(つ)いた場所(ばしょ)は〈諭鶴羽神社(ゆづるはじんじゃ)〉。そこではネコの神(かみ)さまが待(ま)っていた。
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