教員間暴行 文科副大臣、市教委に「厳正な処分を」
2019/10/15 14:55
東須磨小の教員間の暴行・暴言問題を受け、神戸市教委に調査に訪れた文部科学省の亀岡偉民副大臣(右端)と佐々木さやか政務官(右から2人目)=15日午前、神戸市役所(撮影・鈴木雅之)
神戸市立東須磨小学校(同市須磨区)の教員間暴行・暴言問題を受け、文部科学省の亀岡偉民副大臣と佐々木さやか政務官らが15日午前、神戸市役所を訪れ、市教育委員会の長田淳教育長らと面談した。亀岡氏は「原因究明と事実確認を行い、加害教員には厳正な処分を下してほしい」などと市教委に求めた。
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市教委からは、長田教育長ら6人が出席し、事案の報告や意見交換などが行われた。
冒頭、長田教育長は「今回の事案は、子どもを指導する立場にある教諭として、断じて許されない言語道断の行為。教育行政への信頼を著しく失墜させたことを深くおわびする」と謝罪し、深々と頭を下げた。
面談後、亀岡氏は、可能な限り早期の事実究明を市教委に求めたことを明らかにした上で、「子どもたちが安心して学ぶことができる教育現場を取り戻せるよう、文科省としてもサポートしていきたい」と述べた。(杉山雅崇、太中麻美)