NPOが学校教育法の順守申し入れ 教員間暴行受け神戸市教委に

2019/10/26 13:24

神戸市教育委員会が入るビル=神戸市中央区東川崎町1

 神戸市立東須磨小学校の教員間暴行・暴言問題で、NPO法人「全国いじめ被害者の会」(大分県佐伯市)の大沢秀明代表が25日、神戸市教育委員会を訪れ、教員に対し、学校教育の基本を定めた学校教育法の理念を順守させるよう求める申し入れ書を手渡した。 関連ニュース UCC、タンザニアのコーヒー農家を支援 生産量倍増目指す 万博国連館でイベント 空き家の給湯器盗が急増 神戸市長田区南部に集中、今年35件 被害の発覚遅れる 校舎内にレール設営、ミニ電車の旅 神戸・科技高で乗車体験会 親子連れら楽しむ

 大沢代表は、四男が中学生の時、いじめが原因で自殺。現在はいじめの根絶を目指し全国で講演活動などに取り組んでいる。大沢代表は「今回の問題は、神戸の学校現場の風通しの悪さを証明している」と訴えた。(長谷部崇)

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