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ランナーの先導役を務める淺野巡査(右)と高峰巡査長=姫路署
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ランナーの先導役を務める淺野巡査(右)と高峰巡査長=姫路署

ランナーの先導役を務める淺野巡査(右)と高峰巡査長=姫路署

ランナーの先導役を務める淺野巡査(右)と高峰巡査長=姫路署

<安全な大会へ技術磨く>

 ドッドッドッ…。重低音を放つモノトーンのボディーに、赤色灯が反射する。重さ約300キロの車体を巧みなハンドルさばきで操るのは、姫路署の高峰哲也巡査長(28)と淺野将平巡査(24)。姫路城マラソンでランナーを先導する2人だ。

 大会当日、警備に当たる警察官は約660人。姫路署の480人に加え、県内各署から応援が加わる。中でも、先導役の白バイは“花形”だ。

 2人は約3カ月、コースの特徴を頭にたたき込み、業務の合間に運転技術を磨いてきた。ともに白バイ隊員歴は2~3年だが、運転技術を競う県大会で上位入賞、抜擢された。

 先導役は、ミラーで確認しながら選手との距離を10メートル以内に保つなど、通常業務にはない技術が求められる。初めて大役を務める2人は、コースの危険箇所はどこか、自転車でも確認して回るなど準備に余念がない。

 高校時代から白バイ隊員に憧れていたという淺野巡査は「夢だった先導役。最高の運転を心掛けたい」。高峰巡査長も「大会の安全を守る」と意気込む。

 姫路初のフルマラソン大会。実現への高いハードルとなったのが交通規制や警備の問題だった。約30年前にも開催が検討されたが、市や警察は同様の理由などから断念した。

 姫路市中心部はJRや山陽電鉄、国道2号や姫路バイパスなどが縦横に走る。姫路城周辺は交通量も多く、関係者らは長年、交通規制や迂回ルートの設定に頭を悩ませてきた。

 再開発で中心市街地の道路整備が進み、実現にこぎ着けたが、実行委員会事務局は「最も重視するのは安全」と気を引き締める。

 2年前の米・ボストンマラソンの爆破テロ後、各地のマラソン大会は警備を強化。姫路署も昨年3月以降、20回以上の会議を重ねて計画を練り、「本番まで打ち合わせを続ける」と警戒を怠らない。

 「事故も事件もない大会に」。裏方の一人一人が熱い決意を胸に、本番に臨む。(西竹唯太朗)

2015/2/18

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