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昨年の姫路城マラソン。高い集客力をどう生かすかが今年の課題だ=2015年2月22日、姫路市内
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昨年の姫路城マラソン。高い集客力をどう生かすかが今年の課題だ=2015年2月22日、姫路市内

昨年の姫路城マラソン。高い集客力をどう生かすかが今年の課題だ=2015年2月22日、姫路市内

昨年の姫路城マラソン。高い集客力をどう生かすかが今年の課題だ=2015年2月22日、姫路市内

 「マラソン前日は、昨年より満室になるのが早かった」。兵庫県姫路市内のホテル担当者がうれしい悲鳴を上げる。

 観光業への波及効果が高いとされる都市型マラソン。姫路市街地にあるホテルは今年も特需に沸くが、昨年から続く課題もある。

 「昨年は開催当日も、走り終えたランナーで想像以上ににぎわった」と振り返るのは、姫路キヤッスルグランヴィリオホテル(姫路市三左衛門堀西の町)。ただ、客の目当ては宿泊ではなく、宿泊しなくても利用できる入浴施設。今年もマラソン前日こそほぼ満室だが、「当日はがらがら。連泊が増えれば、もう少しマラソン効果が感じられるのだが…」と本音をのぞかせる。

 地域により効果に濃淡もある。コース折り返し地点に当たる塩田温泉(姫路市夢前町)は交通規制が敷かれることもあり、旅館から「ランナーの宿泊は少ない」と声も上がる。

     ◇  ◇

 9235人が走った昨年の姫路城マラソンの経済波及効果は約15億2千万円。開催に要した支出額約3億1千万円のほぼ5倍に上り、算出した県立大経済学部の秋吉一郎教授も“合格点”を付ける。

 実際、算出方法は異なるが、最近の数字では、おかやまマラソン(参加者約1万4千人)が約14億1千万円、愛媛マラソン(同約1万人)は約4億5千万円。姫路の健闘ぶりがうかがえる。

 一方で神戸マラソン(同1万9千人)は131億円、京都マラソン(同1万6千人)は約45億円。参加者数以上に、効果額で大きく水をあけられている。特に京都は、消費が旺盛とされる外国人が参加者の約11%を占め、連泊も多いという。

 今年は姫路も、円安もあってか、海外からの応募が昨年の5人から107人に急増した。実行委員会は、参加者に姫路城の入城券を贈り、ホームページで入浴施設を紹介。連泊でなくとも、まずは少しでも長く滞在してもらおうと、マラソン後の“引き留め”にも力を入れる。効果はいかに-。(末永陽子)

2016/2/26

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