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世界遺産姫路城マラソンへの出場に向け、トレーニングに励む井沢泰斗(右)、地道優樹の両記者=姫路市本町(撮影・小林良多)
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世界遺産姫路城マラソンへの出場に向け、トレーニングに励む井沢泰斗(右)、地道優樹の両記者=姫路市本町(撮影・小林良多)

世界遺産姫路城マラソンへの出場に向け、トレーニングに励む井沢泰斗(右)、地道優樹の両記者=姫路市本町(撮影・小林良多)

世界遺産姫路城マラソンへの出場に向け、トレーニングに励む井沢泰斗(右)、地道優樹の両記者=姫路市本町(撮影・小林良多)

 2月初旬、白く輝く姫路城を見上げる三の丸広場。ランニングウエアに身を包み、息を切らして走る2人の姿があった。神戸新聞姫路支社の井沢泰斗(28)と地道優樹(23)。ともに入社1年目の若手記者だ。

 地道は大学時代に1度、3キロをジョギングしたことがある程度。新調したウエアはサイズを間違えてしまい、だぶだぶだ。元高校球児の井沢もトレーニングから遠ざかって久しい。

 2人は24日、第5回の節目を迎える世界遺産姫路城マラソンに出場する。共催企業である神戸新聞からは毎年若手記者が出場し、体験記を書いてきた。だが、完走に加えて課された使命に、2人の気は重かった。

   ◇   ◇

 話は1カ月前にさかのぼる。同マラソン出場が決まった2人に、Mデスク(45)は告げた。

 「単に完走したという原稿は要らない」

 Mデスクによると、記者のマラソン体験記は、(1)仕事が忙しく練習不足で大会に臨む(2)案の定、途中でくじけそうになる(3)沿道の声援に励まされ、完走を果たす-のパターンが常態化しているという。

 「君らは『広報ランナー』だろう」とMデスク。2人は一般の出場枠ではなく、大会の魅力をPRすることを目的に走るメディア関係者の枠で出場する。Mデスクは「本分を忘れてはいけない」と加えた。

 「完走さえすれば面目が立つし、ダイエットくらいにはなるだろう」と考えていた井沢は戸惑いを隠せない。Mデスクは「盛り上げに一役買うのも共催企業の役割だ」と続ける。

 「つまりは」と井沢が迫る。Mデスクが「コスプレだろう」と即答する。井沢が笑って「さすがにそれは…」と言いかけた瞬間、何も考えていない地道が「最近はやってますもんねぇ」と受け取る。

 「よし。伝説の広報ランナーになれ」とMデスク。こうして2人は、初めてのフルマラソンにコスプレで挑むことになった。

   ◇   ◇

 24日午前9時、姫路城マラソンの号砲が鳴る。井沢、地道の2人はコスプレで完走し、大会を盛り上げることができるのか。マラソンを愛する人たちとの出会いを通じて、走る楽しさと市民マラソン大会の醍醐味(だいごみ)を伝える。

2019/2/15

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