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ジョギングコースを走る再田さん。キャラクターの衣装と筋肉美が対照的だった=奈良市
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ジョギングコースを走る再田さん。キャラクターの衣装と筋肉美が対照的だった=奈良市

ジョギングコースを走る再田さん。キャラクターの衣装と筋肉美が対照的だった=奈良市

ジョギングコースを走る再田さん。キャラクターの衣装と筋肉美が対照的だった=奈良市

 「コスプレをするんなら完走は最低限の礼儀です。出たくても走れない人だっていますから」

 姫路城マラソンにコスプレで出走することになり、その道のレジェンド、プリキュアランナーこと再田光進(みつのぶ)さん(33)=奈良市=を訪ねた神戸新聞記者、井沢泰斗(28)と地道優樹(23)。助言を求めた2人に、再田さんは厳しい口調で言い、続けた。

 「ゴールせんかったら、コスプレを見せてあげられへん人もいますからね」

 コスプレランナーは、自分が目立つのが目的だと決めつけていた井沢。だが、第一人者の考えは違う。根っこは「皆に楽しんでほしい」という、ホスピタリティーの精神だった。

 沿道の話題となり、走る楽しさを伝え、大会も盛り上げる。そんな使命感を持つ再田さんの教えを受け、井沢は目指す広報ランナー像を確立しつつあった。

 だが、地道は違った。過去に走ったのは、最長で3キロ程度。友人に誘われて登山やボルダリングに挑戦したこともあったが、長くは続かなかった。入社後、企画取材で挑んだ家島諸島・松島での3泊4日の「無人島サバイバル」も、中学生に水や食べ物をもらって何とか生還した。

 コスプレ衣装に映画「スター・ウォーズ」の帝国軍兵士を考えていた地道だったが、そもそも、普通に走っても完走できるかどうか。「着ぐるみ、顔を覆う系はやっぱりしんどいですよ」と再田さんが念を押す。

 地道の気持ちが揺らぎ始めた。

2019/2/20

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