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姫路警察署の川下将史さん。姫路城マラソンでは「ランニングポリス」を務める=姫路市市之郷
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姫路警察署の川下将史さん。姫路城マラソンでは「ランニングポリス」を務める=姫路市市之郷

姫路警察署の川下将史さん。姫路城マラソンでは「ランニングポリス」を務める=姫路市市之郷

姫路警察署の川下将史さん。姫路城マラソンでは「ランニングポリス」を務める=姫路市市之郷

 コスプレランナーのレジェンド、再田光進(みつのぶ)さん(33)=奈良市=の「完走は最低限の礼儀」という言葉に、姫路城マラソンへのコスプレ出走の決意が揺れ始めた神戸新聞記者、地道優樹(23)。人生で経験した長距離走は、3キロのジョギングが最長だ。

 入社後増えた体重は約10キロ。大会本番が迫る中、試しに姫路城の内堀沿いを1周(約2・1キロ)してみたが、案の定、すぐに息が切れ、その後2日間は筋肉痛で動けなくなった。普段、なるべく階段を使う程度の体力づくりでは、太刀打ちできそうもない。

 救いを求めて、取材先である兵庫県警姫路署、川下(かわしも)将史警部(51)に話した。川下警部は今回の姫路城マラソンで参加者と一緒に走って警備する「ランニングポリス」の隊長。50代にして3時間18分で完走する実力を持つ。

 「大事なのは装備です」と川下警部。8年前、久しぶりに走ろうとしたら、体が言うことを聞かなかった。シューズやウエアにこだわり、潤滑剤まで総動員して、年齢による衰えに抵抗したという。

 「まずは納得のいくゴールを目指しましょう。走りきって、完走メダルを持ち帰ってください」

 とにかく最高の装備を揃(そろ)えてという、親身の助言に感激する地道。走りきれる自信もないのに、助言とは真逆のコスプレで走る無謀さをはっきりと悟った。

 「誰が何と言おうと、コスプレは断念しよう」

 決意を胸に、職場に戻った。

2019/2/22

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