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コースの沿道に立ち並ぶ手作りのかかし。今年もランナーを待つ=2018年2月撮影、姫路市夢前町糸田
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コースの沿道に立ち並ぶ手作りのかかし。今年もランナーを待つ=2018年2月撮影、姫路市夢前町糸田

コースの沿道に立ち並ぶ手作りのかかし。今年もランナーを待つ=2018年2月撮影、姫路市夢前町糸田

コースの沿道に立ち並ぶ手作りのかかし。今年もランナーを待つ=2018年2月撮影、姫路市夢前町糸田

 姫路城マラソンへのコスプレ出走断念を決意した神戸新聞記者、地道優樹(23)。職場に戻ると、ともに出走する井沢泰斗(28)が、早くもコスプレ衣装のデザインに着手していた。

 井沢が選んだコスプレは、姫路が生んだ戦国武将、黒田官兵衛だった。100円ショップで売っているビニール素材などで、軽量の甲冑(かっちゅう)を作るという。地道に「もう時間がないから、早く作るか買うかした方がええで」と助言した。

 だが、意を決し、完走を優先するためコスプレでは走らないことを告げる地道。井沢は驚いた。一方で、こうなる予感はあった。2人はコスプレを起案したMデスク(45)の前に立った。地道のコスプレ断念を聞いたMデスクは長考の末、口を開いた。

 「全く完走できそうにない地道が完走を目指すのは、地道もまた、地道というコスプレで走るということなのかもしれないな」

 その言葉の意味は分からなかったが、了解は得られたようだ。地道はサイズを間違えてしまったウエアを買い直すため、西二階町商店街に走った。

 広報ランナーの使命を1人で引き受けることになった井沢。出走を前に、広報ランナーとして、どうしても訪れておきたい場所があった。大会の実行委員会事務局(姫路市役所内)だ。

 「コスプレですか」と腕組みした担当者は、苦笑して言った。

 「規制まではできないが、控えてほしい、というのが正直な心情ですね」

2019/2/23

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