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姫路城マラソンへ向け、トレーニングに励む春元唯記者(右)と昨年も出場した井沢泰斗記者=姫路市山野井町(撮影・小林良多) 春元唯記者 井沢泰斗記者
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姫路城マラソンへ向け、トレーニングに励む春元唯記者(右)と昨年も出場した井沢泰斗記者=姫路市山野井町(撮影・小林良多)

春元唯記者

井沢泰斗記者

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姫路城マラソンへ向け、トレーニングに励む春元唯記者(右)と昨年も出場した井沢泰斗記者=姫路市山野井町(撮影・小林良多)

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井沢泰斗記者

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 2月初旬、姫路城を南東に望む男山配水池公園(兵庫県姫路市山野井町)。ランニングウエアに身を包み、息を切らして走る2人の姿があった。神戸新聞姫路本社の春元唯(22)と井沢泰斗(29)だ。

 春元は警察署を担当しながら、地域や学校などの話題も取材する1年生記者だ。高校時代は陸上部の長距離選手として練習に明け暮れた。春元の指導役として警察担当のコンビを組む井沢も、昨年の「世界遺産姫路城マラソン」で完走を果たした。

 2人は23日、同マラソンに出場する。共催企業の神戸新聞からは毎年記者が出場し、体験記を書いてきた。だが、前年に続き、完走に加えて課された使命に2人の気は重かった。

     ◇

 話は2カ月前にさかのぼる。同マラソン出場が決まった2人に、Mデスク(46)は告げた。

 「単に完走したという原稿は要らない」

 Mデスクによると、記者のマラソン体験記は、(1)仕事にかまけて練習不足で大会に臨む(2)案の定、途中でしんどくなる(3)沿道の声援の後押しで完走を果たす-のパターンが常態化しているという。

 「もう一度、『伝説の広報ランナー』を目指せ」とMデスク。井沢の脳裏に苦しい記憶がよみがえった。大会の魅力を広く伝えるメディア関係者「広報ランナー」の枠で出場した昨年、井沢はスーツにネクタイというコスプレ姿で、命からがら42・195キロを走破したのだった。

 だが、完走後の体験記事で「伝説になれたとは思わない」と書いた井沢。Mデスクの「共催企業の一員として、誰もが見て楽しいコスプレを極めろ」という言葉に、再び「やってやろう」という意欲が湧き上がってきた。

 一方、春元の気分は乗らなかった。2人姉妹の長女として高校教諭の父に厳しく育てられた春元には、コスプレ出走など恥辱そのものなのだ。表情をこわばらせる春元に、Mデスクは言った。

 「君には別の伝説を目指してもらう。まずは、あの『神ランナー』に会いに行きなさい」

     ◇

 23日午前9時、姫路城マラソン2020の号砲が鳴る。春元、井沢の2人はそれぞれの方法で走る人、見る人を楽しませ、感動を与えられるのか。今年もさまざまなランナーとの出会いを通じ、走る楽しさと市民マラソンの醍醐味(だいごみ)を伝える。

2020/2/11

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