兵庫県知事選2021

１．兵庫スタイルの県民への浸透などにより「うつらない・うつさない」対策を徹底します。ワクチンの円滑な確保と配分、副反応などに対する専門相談体制の強化、市町が行う住民接種への支援を行うなど、県民誰もが望めば速やかに接種できる体制をつくり、1日も早いワクチン接種の完了を目指します。
２．検査体制の充実や積極的疫学調査の機能強化のための「コロナウイルス経路追跡チーム」の結成などにより「感染源をすぐに発見し封じ込める」対策に全力で取り組みます。具体には、新型コロナウイルス感染拡大の兆候をいち早く把握するため、最新の検査機器の導入を一層進め、ＰＣＲ検査などを早期に幅広く実施できる体制を整備します。
３．「県民のいのちを守る」ため、病床や医療人材の確保、病院間ネットワークの構築など万全の態勢を構築します。そのため、感染状況に機動的に対応出来る病床体制を確保し、公立病院はもとより、民間病院に陰圧室の整備を促すなど、感染症にも対応できる病床整備を支援します。
４．「新たなウイルスの襲来に備えた」体制づくりに直ちに着手します。感染爆発も巨大災害に匹敵するものとして、防災、感染症対策を含めた兵庫県の総合的な危機管理体制の再構築を行います。SARSの教訓を生かして新型コロナの封じ込めに成功した台湾など諸外国の例も参考としつつ、兵庫県版CDCの創設など直ちに準備を進めます。

１．東京一極集中の是正を本格的に進めるため、リモートワーク、ワーケーション、地方移住、副業・兼業の促進など、地域創生戦略に掲げる施策を充実強化するなど、自立分散型社会をめざす地域創生戦略を加速させます。
２．移住者への魅力ある住まいの提供や情報通信技術を活かした快適な生活空間の創出に取り組みます。具体的には、東京・大阪からのUJIターンを促進するため、カムバック兵庫センターを中核とした移住から仕事まで一貫した相談体制をさらに強化します。
３．若者の県内定着を促進するため、首都圏、関西圏の大学とさらに就職支援協定の締結を進めます。これまで協定締結した大学とあわせ、県内企業情報の効果的な提供やマッチングを強化し、県内就職を促進します。
４．本社やオフィス等の進出を促進し、働く場を増やすことで人の流れを呼び込むため、サプライチェーン強化・再構築に取り組む企業の設備投資を、雇用補助、法人事業税などの減免などにより積極的に支援します。

１．結婚・出産・子育ての不安を解消するため、若者が出会いから結婚へと安心して進んでいけるよう、若者就労の安定や住宅定住支援を行うことで経済的な自立を促すほか、出産前後の高度医療を担う周産期医療体制を充実し、不妊不育に悩む女性と家庭の相談体制の強化や支援を行います。さらに、子育ての不安や悩み解消のため、ＳＮＳやオンラインを活用した相談体制を強化します。
２．待機児童ゼロ作戦をはじめとした子育てしやすい環境づくりを強化します。具体的には、保育所、認定こども園の整備、都市部で開設が容易な小規模保育事業など地域の実情に合わせた多様な受け皿整備や定員の上乗せなどにより、早期の待機児童の解消を目指します。
３．国の幼児教育無償化の今後の動向や子ども庁の創設などを踏まえ、保育、幼児教育、医療など子育て家庭の経済的負担の一層の軽減を検討します。
４．向こう三軒両隣の精神で地域全体で子育てを支えます。家族の支え合いによる子育てを進めるため、住宅改修や住宅ローン利子補給の支援等により、三世代同居･近居の環境整備を促進します。