裁判員の任期、最長132日間 負担配慮し日程に余裕

2015/01/27 11:09

角田優太郎被告の裁判の審理日程

 19日に始まった角田優太郎被告(27)の裁判員裁判。今月7日に選ばれた裁判員6人と補充裁判員4人の任期は過去最長の132日間となる。今回の裁判の長期化は、神戸地裁が重大事件を審理する裁判員への負担に配慮し、余裕を持たせて日程を組んだ結果という側面もある。 関連ニュース 大分の刺殺、二審も懲役22年 イオンで84歳女性被害 49歳男、高1息子殺害認める 仙台地裁 【保護司殺害判決】揺らぐ制度、安全対策課題 業務に不安、担い手不足も

 裁判員の任期が100日間だった首都圏連続不審死事件(さいたま地裁)は期間中に36回開廷した。来年1月に始まる元オウム真理教信者、高橋克也被告の裁判員裁判(東京地裁)は40回を予定し、任期は同規模とされる。これに対し、優太郎被告の裁判は28回。二つの裁判より期間が約1カ月長い一方で、審理回数は8~12回少ない。
 高橋被告の裁判では、平日を全て公判に充てる週もあるという。神戸地裁は、裁判員が日常生活のリズムをなるべく崩さないよう、開廷日を週2、3日にとどめ、水、木、金曜に固定した。年末年始には休廷日を約20日間確保。さらに選任手続きから初公判まで10日以上空け、裁判員が勤務先などと日程を調整しやすいよう工夫したという。(長谷部崇)

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