尼崎連続変死 李被告3件の殺人罪など争う方針

2015/06/15 21:40

 尼崎連続変死事件で8月19日から始まる李正則被告(41)の裁判員裁判について、神戸地裁は15日、起訴された罪の大半について、被告弁護側が争う方針であることを明らかにした。 関連ニュース 80歳男性変死、殺人容疑で74歳妻を逮捕 神戸・西区 介護に悩み、首を絞めたか 神戸・西区の男性変死 死因は窒息死 首に強い圧力かけられた可能性 宝塚の商業施設で女性変死 個室トイレで従業員が発見

 李被告は、角田美代子元被告=自殺時(64)=の義理のいとこにあたり、2005~11年に死亡した男女5人の事件で3件の殺人や傷害致死など計10の罪に問われている。
 地裁によると、弁護側は3件の殺人罪について罪が成立するかどうかや共謀の有無などを争い、傷害致死罪も暴行の有無や死亡との因果関係を争うとしている。

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