尼崎連続変死 瑠衣被告「何度も踏みつけた」 茉莉子さん事件
2015/09/10 21:23
尼崎連続変死事件で角田美代子元被告=自殺時(64)=の義理のいとこ、李正則被告(41)の裁判員裁判第10回公判が10日、神戸地裁であった。2008年12月、マンションベランダ物置で亡くなった仲島茉莉子さん=死亡時(26)=に対する監禁、殺人罪などの審理で、茉莉子さんの妹、角田瑠衣被告(30)の証人尋問があった。
関連ニュース
80歳男性変死、殺人容疑で74歳妻を逮捕 神戸・西区 介護に悩み、首を絞めたか
神戸・西区の男性変死 死因は窒息死 首に強い圧力かけられた可能性
宝塚の商業施設で女性変死 個室トイレで従業員が発見
茉莉子さんは約5カ月間、物置に監禁され衰弱死したとされる。検察側の質問に瑠衣被告は「李被告が監禁中の状況を把握しようと物置に監視カメラを設置するよう提案し取り付けた」と証言。
また、李被告は茉莉子さんの居眠りを元被告に告げ口したほか、物置での暴行場面をモニターで見てはしゃいでいたとし、死亡前日には李被告と元被告が横たわる茉莉子さんの顔を何度も踏みつけたと述べた。