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神戸新開地喜楽館

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高座であいさつを述べる桂あやめさん(左から2人目)、桂文之助さん(中央)、桂三ノ助さん(右から2人目)=神戸市兵庫区新開地2(撮影・斎藤雅志)
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高座であいさつを述べる桂あやめさん(左から2人目)、桂文之助さん(中央)、桂三ノ助さん(右から2人目)=神戸市兵庫区新開地2(撮影・斎藤雅志)
喜楽館近くの店舗前には、かつてここにあった演芸場「神戸松竹座」の案内板が設置され、完成者が除幕した=神戸市兵庫区新開地2(撮影・斎藤雅志)
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喜楽館近くの店舗前には、かつてここにあった演芸場「神戸松竹座」の案内板が設置され、完成者が除幕した=神戸市兵庫区新開地2(撮影・斎藤雅志)
モダンな印象の外観=神戸市兵庫区新開地2(撮影・斎藤雅志)
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モダンな印象の外観=神戸市兵庫区新開地2(撮影・斎藤雅志)
館内は1、2階合わせて約200席ある=神戸市兵庫区新開地2(撮影・斎藤雅志)
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館内は1、2階合わせて約200席ある=神戸市兵庫区新開地2(撮影・斎藤雅志)
シンプルな造りのロビー=神戸市兵庫区新開地2(撮影・斎藤雅志)
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シンプルな造りのロビー=神戸市兵庫区新開地2(撮影・斎藤雅志)

 上方落語を毎日上演する定席となる神戸市兵庫区の演芸場「神戸新開地・喜楽館」が8日、11日の開場を前に報道関係者らに公開された。神戸ゆかりの噺家(はなしか)らによる落語3席も上演されたほか、1976年に閉館した「神戸松竹座」を伝える顕彰板が新設され、除幕式も催された。

 同館は鉄筋コンクリート造り2階建て。敷地面積約500平方メートル。212席。上方落語では大阪市北区の「天満天神繁昌(はんじょう)亭」に続く第2の定席となる。約2億円の建設費は国が1億円を補助し、兵庫県と神戸市が5千万円ずつ助成した。運営はNPO法人「新開地まちづくりNPO」が担い、昼は上方落語協会の落語家による寄席、夜は貸し館として多彩な芸能を発信する。

 白のアーチが並ぶエントランス通路を抜けて館内に入ると、吹き抜けのロビーが開放的で明るく、真っ白な内装に赤絨毯(じゅうたん)の階段がよく映える。港町らしくモダンな劇場の雰囲気にした。

 劇場内の座席も港町にちなみブルーに。高座には桂文之助さん(62)=同市長田区出身、桂あやめさん(54)=同市兵庫区出身、桂三ノ助さん(47)=同区在住=が登場。あやめさんは同館向かいに噺家らが憩える休憩所を開設予定といい、「阪神・淡路大震災で実家がなくなり、帰って来られる場所が欲しかった」と喜びをあふれさせた。

 新開地の演芸の系譜を伝えるため、同NPOは同館北のパチンコ店前に神戸松竹座跡の案内板(縦約1・3メートル、横約1・1メートル)を設置。同NPOの高四代・理事長(70)は「新開地に42年ぶりに新しい演芸の花が咲く。この定席から末永く生の笑い声を響かせたい」と語った。

     ◇

 開場する11日は、地元商店街でパレードや式典がある。午前10時半、笑福亭仁智・上方落語協会会長や桂米団治・同会副会長ら大勢の落語家が「ビッグマンゲート」(同区新開地6)をスタート。噺家有志によるブラスバンド演奏を披露しながら、地域代表者らと約30分間かけ湊川公園(同区同1)まで練り歩く。午後0時45分から同館前でテープカットなどがある。

 同館にチケットブースも開設され、午前11時~午後7時に販売。7月15日までの昼席公演は完売したが、16日以降は残席がある。

 同館TEL078・576・1218

(松本寿美子)

2018/7/8

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