「鎌使った収穫楽しい」 藍那小の児童ら稲刈り
2019/10/05 05:30
稲刈りをする児童たち=北区山田町藍那
神戸市北区山田町藍那にある小規模特認校、藍那小学校の児童らが育てた稲が、収穫の日を迎えた。近くに借りている約2100平方メートルの田んぼは一面黄金色に染まり、1~6年生の児童34人が、鎌を使って丁寧に刈り取っていった。
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農業や自然に触れ、食べ物への感謝の気持ちを育みながら、地域との交流を図ろうと毎年実施している。児童たちは地域住民らの協力のもと、6月に田植えを行った。例年より9月の降水量が少なかったことや、一部イノシシやスズメに食べられる被害が出るなどしたが、無事に育った。
2日に行われた稲刈りでは、住民らに鎌の使い方を教わりながら刈っていき、両手一杯に抱えた稲を一緒に参加した保護者が束ねていった。刈り取った稲は、脱穀、精米し、給食で提供されるという。
5年生の男児(10)は「鎌を使った収穫は楽しい。お米を給食で食べるのが楽しみ」と笑顔で話した。(喜田美咲)