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「シロクマDJ~僕が君のために探す曲~」のトップ画面(株式会社マモル提供)
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「シロクマDJ~僕が君のために探す曲~」のトップ画面(株式会社マモル提供)

 「好きな人ができた!」「集中できない」「疲れた」ーー今の気持ちを入力するとおすすめの楽曲を紹介してくれるサービス「シロクマDJ~僕が君のために探す曲~」がリリースされました。開発したのは、いじめ防止相談ツール「マモレポ」を運営する株式会社マモル(本社、東京都新宿区)。開発者は「少しでも元気になる人が増えれば」とコロナ禍で新学期を迎えた若者たちを応援します。

■開発者「少しでも元気になれる人が増えれば」

 同社の総合プロデューサー春山莉輝さんに話を聞きました。

 ーー作ろうと思ったきっかけは?

 「僕自身、音楽が大好き。落ち込んだときや気分転換に、音楽を聴いて元気をもらっています。このご時世も相まって、もやもやを感じる10~20代の方が増えているようです。今の気持ちにおすすめの曲を紹介するというサービスはあまり見かけなかったので、このサービスで音楽を聴き、少しでも元気になる人が増えればと思いました」

 ーーコロナ禍の新学期です。

 「主に10~20代の学生の方に気軽に使って欲しいと思っています。例えば、勉強に集中したい時、ちょっと疲れたから寄り添って欲しい時、好きな人に告白する勇気をもらいたい時など、さまざまな状況で使っていただければなと思います。マイナスな感情もプラスの感情も対応していますので、日常的に楽しみながら使って欲しいです」

 ーーキーワード入力のコツはありますか?

 「特定の状況の単語があると、ヒットしやすいかと思います。例えば、『好きな人ができた』『告白したい』『勉強に集中できない』『疲れた』『お腹すいた』『忙しい』など。同じ言葉を再度入力してもいくつか別の曲が紹介される仕組みになっています。『ガチャガチャ』感覚でも楽しめるかと思います」

 ーー「DJのシロクマ」はもともとあるキャラクター?

 「弊社の代表の名前が『隈有子(くまゆうこ)』ということもあり、クマのキャラクターにしました。音楽を紹介するので親しみやすくかわいげのある『シロクマDJ』というキャラクターにしました」

■言語解析AIを使って曲をレコメンド

 ーー曲紹介の仕組みを教えてください。

 「言語解析AIを使っています。AIに『こんな発言をする人はこんな気分!』という情報を学習させているので、自由記述からその人の今の気分を識別することができます。このAIにはあらかじめ『こんな気分の人にはこの曲を提案して!』というリストも覚えさせているので、今の気分に対応する曲を紹介することができます」

 ーー著作権が気になります。問題はないのでしょうか?

 「はい。当サービスは、YouTubeのリンクを共有しているだけであるため著作権の問題はないと認識しており、専門家にもそう回答いただいております」

 ーー紹介できる曲はトータルで何曲ほど?

 「現時点では、邦楽/JPOP、Jロック/パンクロック、アイドル、アニメ/ゲーム、ボカロ、洋楽、ラップ、変わり種の8ジャンルに対応しています。約700曲ほどあります。今後もジャンルや曲を追加していく予定です」

■試してみると、紹介された曲は…

 10~20代をとっくに過ぎた筆者ですが、試しに今の気持ち「お腹すいた」を入力し、聴きたいジャンル「邦楽/JPOP」を選択してみました。ヒットしたのは家入レオさんの「チョコレート」。曲の主人公のせつない物語にすっかり心奪われ、ランチのメニューに頭を巡らせていたことはどこかに忘れていました。さらに「気力がわかない」と入力し、Jロックを選んだ結果はNovelbrightの「Sunny drop」でした。

 「当サービスは、若者向けなので、あえて10~20代に人気の曲を集めるようにしています。それより上の世代の方からは『30代40代用にも作ってほしい』という声もいただいております。ニーズがあれば『昭和の懐メロ』などもリストに追加し、全世代が使えるようにしたいとも思っています。そうすることで『親が学生時代に聞いた曲を自分の子どもと一緒に聞く機会』になって良い時間になると思っております」(春山さん)

(まいどなニュース・金井 かおる)

2021/9/1
 

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