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厚みのある網が肉のうまみを引き立ててくれる
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厚みのある網が肉のうまみを引き立ててくれる

 埼玉で生まれ、勢力拡大中の焼肉ホルモン「たけ田」が9月9日、関西1号店として大阪・蒲生四丁目にオープンした。登録商標にもなっている「蛇口からレモンサワー(R)」と高コスパが売り。展開する株式会社「ミナモト」(代表取締役・細田源太)にとってはホルモンの本場に殴り込む形になるが、コロナ禍でも勝算あり、だ。

 少し前なら考えられなかったのではないか。埼玉からホルモンの本場と言われる関西への進出は、ボクシングに例えるなら敵地でのタイトル戦に臨むようなもので、果たして関西人の舌を満足させられるのか、少しばかり心配したが、その心配は無用だったようだ。

 何より勢いがある。焼肉ホルモン「たけ田」は2019年2月に埼玉県入間市に関東で初めて“卓上のレモンサワー”を提供する焼肉ホルモン店としてオープン。一躍、人気店となった。その後、新型コロナウイルス感染拡大により飲食店が苦境に立たされる中でも出店を加速。北浦和や東京の立川、渋谷などで実績を積み重ねてきた。

 今回、関西初進出となる蒲生店は5店舗目。最寄り駅の「蒲生四丁目」は長堀鶴見緑地線と今里線が交わり、駅から徒歩3分とアクセスがいい。しかも心強いのが、これまで布施や八尾などコテコテなエリアの飲食業界でもまれてきたという山川秋彦店長(48)の存在。緊急事態宣言下でのスタートとなったが、手応えを感じていた。

 「コロナの影響もあり、出店がずれ込みましたが、しっかりと準備はできました。このあたりは住宅地で家族連れが多いのが特徴。立地は悪くないので、安くて味もしっかりしている大衆焼肉として、地域に根づいて行ければと思っています。スタッフも明るいし、みんながハッピーになれる雰囲気をつくっていきたい」

 店内はよくありそうな昭和レトロ風だが、やはり目に飛び込んでくるのは、商標登録商品「蛇口レモンサワー(R)」だ。各テーブルに設置され、その場でグラスに注ぐことができる。いわば、ホルモン「たけ田」の最大の武器で60分500円で飲み放題。延長30分300円となっている。また、レモンサワーはラムネ味やすだち味など7種類から2種類を選んでトッピングでき、味変を楽しめる。

 もちろん、全国から産地を厳選し、問屋から直接買い付けした新鮮な国産ホルモンもレベルが高い。マルチョウ、シマチョウ、トンチャンやハツなど330円~400円で提供。オススメは白ホルモンミックス、赤ホルモンミックス(ともに480円)の2品。そのどちらも入ったオールスターホルモン(980円)も人気を呼びそうだ。

 うれしいことに、焼肉メニューも整っており「本気のたけ田 上カルビ」(580円)や、ちょっとぜいたくな霜降りのサシが入った和牛メニュー(680円)も提供。タレにもこだわり、味噌ベースの赤ダレは「また来たい」と思わせてくれるほど、甘辛く濃厚な味だった。サイドメニューも充実。チョレギサラダ(380円)はシャキシャキで、締めにいただいた狭山茶で口の中がサッパリした。

 株式会社ミナモトによると通常営業はまだ先でいまは我慢のときだという。ただ、タッチパネルなどを使い、コロナ対策を取るとともに、スタッフの数を必要最小限に絞ることで、商品の低価格化に反映できているという。今後は北海道、愛知、岡山、千葉にも進出予定とか。

 勢いを感じさせてくれるホルモン「たけ田」だが、レモンサワーのアルコール度数は8%だとか。お酒解禁となった場合でも、くれぐれも飲み過ぎには注意したい。

(まいどなニュース特約・山本 智行)

2021/9/12
 

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