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じゃらしで遊ぶのも好き
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じゃらしで遊ぶのも好き

■公園にいた野良の子猫

たまこちゃん(1歳・メス)は、野良の子猫だった。神奈川県に住む石川さんの職場の友人が、「家の近くの公園に子猫がいる」と言うので、2020年10月、一緒に捕獲、保護したという。

「友人が保護団体から捕獲器を借りたので、それを持って直ぐに現場に行きました。最初は姿がなかったので長期戦も覚悟しましたが、保護団体の人に教えてもらって唐揚げを捕獲機の中に入れておいたら、ほどなく捕獲できました」

捕獲器越しに見た子猫はちょっと大きめで、「人馴れするには時間がかかるかも」と石川さんは思った。病院へ直行して初期医療を済ませたが、特に問題はなく、家に連れて帰った。

■情がうつって

当時、石川さんは保護猫4匹、保護犬2匹と暮らしていたので、次に保護した子は新しい飼い主さんを見つけて譲渡しようと考えていた。しかし、情が移りやすいので譲渡するという決意は2日と持たず、1週間後の家族会議で「我が家にお迎えしよう」ということになったという。

「最初に保護猫を飼おうと思ったきっかけは、2匹目の子を自分で保護した時に色々と調べていくうちに『保護猫』という猫がいることや、当時の神奈川県動物保護センター(現:神奈川県動物愛護センター)の譲渡会に足を運んで現状を目の当たりにしてから意識するようになりました」

ボランティアの人の話を聞かせてもらい、石川さんは、今後迎える子は保護猫しようと決めた。

「知れば知るほど保護・譲渡・TNRを積極的に行なっている個人や団体様には頭が下がる思いで、自分の出来ること(寄付や告知)を微力ながらやっていけたらと考えています」

■すっかり家猫に、ドジな一面も

たまこちゃんは生後4ヶ月くらいになっていたので、最初は警戒心が強く段ボールハウスの奥から出てこなかった。しかし、とにかく甘えたくて我慢ができなかったのか、3日目くらいにはスリゴロちゃんに激変!

「おもちゃで遊んだり、手からごはんを食べたり…家猫さんへと確実に変化していきました」

先住猫は男の子が3匹と女の子が1匹。男の子は優しい子が多く問題なく過ごしているが、元末っ子で紅一点だったみずはちゃんは、たまこちゃんのことをあまり快く思っていないようだ。

「たまに威嚇したり追いかけたり、仲が良いとは言えない関係ですが、人間でも性格が合わない人は必ずいるので、怪我をしない程度だったら気長に見守っていきたいと思っています。女子は人間も色々ありますから(笑)」

保護当初は譲渡する予定だったので、あまり感情移入しないようにサザエさんの「たま」から名前を借りて、女の子なので「たま子」という仮名にした。しかし、仮名を決めた1週間後には「たま子」改め「たまこ」の名前で我が子にした。たまこちゃんは出しゃばらず控えめで、とても優しい子なんだという。

「寝るときに布団に潜りこんできたり、トイレについてきたり、とても甘えん坊です。本当にお外生活してたんだよね?と、疑いたくなるような場面も多々あり、寝返りをうってテーブルから落っこちたり、飛び移ろうとして失敗したり、ドジっ子な一面もあります」

身体も小さく尻尾も短いので、保護して1年経った今でも子猫のような愛らしさで家族全員が癒されているという。

「もともと動物の多い暮らしですが、たまこが来てくれたことで、さらに賑やかで楽しい日々を過ごしています」

(まいどなニュース特約・渡辺 陽)

2021/11/26
 

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