2022年卒業の高校生が選んだ「高校3年間を彩ったアーティスト」 3位「優里」、2位「YOASOBI」
2022/03/12 18:00
BTS
2022年卒業の高校3年生男女に「高校3年間を彩ったアーティスト」を聞いたところ、1位は「BTS」でした。また、「高校生活を象徴する曲」の1位は「Dynamite(BTS)」だったそうです。株式会社リクルートが提供する進路情報メディア「スタディサプリ進路」が2021年12月に実施した調査で、有効回答数は345件(男子99件・女子246件)でした。
「高校3年間を彩ったアーティスト」は、1位「BTS」(14.9%)、2位「YOASOBI」(10.4%)、3位「優里」(8.7%)という結果に。
フリーコメントでは、「課題に追われている時に勇気をもらった」(女子/山梨県)、「テスト前に明るい声で背中を押された」(男子/沖縄県)と勉強シーンと関連したコメントが多くあったそうです。また、「休校期間中や制限されつづける学校生活の中で励まされた」(女子/兵庫県)、「テストが終わった日に、友達とカラオケでBTSの曲を歌って踊った。唯一の息抜きだった。コロナになってからはいけなくなった」(男子/埼玉県)といったコロナ禍で高校生活の2年間を過ごした今の高校3年生ならではの声も寄せられたといいます。
高校生活を象徴する曲については、1位は「Dynamite(BTS)」(9.4%)、2位に「マリーゴールド(あいみょん)」(8.3%)、3位は「カイト(嵐)」(7.9%)という結果となり、「高校3年間を彩ったアーティストTOP5」のアーティストの曲が多くランクインしました。
曲の場合は学校イベントの思い出と強く連動しているようで、「文化祭で踊った曲。気合と青春が甦って何故か泣きそうになる」(男子/東京都)、「体育祭の競技の長縄をクラスで練習している時に流していて、みんなで歌ったり踊ったりしながら練習したのが楽しかった」(女子/千葉県)と、文化祭・体育祭に関連するフリーコメントが多くあったそうです。コロナ禍でオンライン授業などが増えていますが、やはり高校生活の思い出は顔を見合わしてのリアルな接点で生まれていることも分かったといいます。
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調査を行った同社は、「楽しさはもちろん、コロナ禍にどっぷり漬かった3年間でもあり、青春ならではの誰にも言えない悩みやプレッシャーも抱えていただろう高校3年間。そんな彼らの印象に強く残ったのは、気持ちの浮き沈みの両側面で『一人じゃない』『自分だけじゃない』と寄り添った音楽たちでした」と述べています。