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発達障害を持つ人の雑談に対するスタンスが話題(イメージ画像)
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発達障害を持つ人の雑談に対するスタンスが話題(イメージ画像)

発達障害の人の雑談に対するスタンスがSNS上で大きな注目を集めている。きっかけになったのは

「発達障害OL」として情報発信しているハツエルさん(@OL67409761)の

「発達障害でも、普通の人よりゆっくりとだけど、成長すると思う。私は社会人5~6年目で、やっと雑談で天気の話ができるようになった。それまでは初対面でいきなり生と死について話すなどしていた。」

という投稿。

とりとめのない会話よりもせっかくなら深い会話を…ハツエルさんと同様の感覚を持つ人は多いようだ。ハツエルさんの投稿に対し、SNSユーザー達からは

「生と死の話わかりみが深すぎます。私も初対面の人に挨拶代わりにする質問は『悩みはなんですか』でした。人はみんな天気の話よりもこういう深い話の方が好きに決まってると思ってたんですけどね……
「それはそれで面白いです。印象にはめちゃ残りますね。発達障害のラインがイマイチわからないんですよねー。個性としかなかなか思えなくて。」
「何か社長や起業家か政治家か偏差値高い大学卒とか勉強熱心で幅広い知識有する人しか会話が長続きしないし辟易させてしまうので黙っていた方が良いと思いながら話さないと伝えないとヤバいことまで言わず仕舞いなってしまうのでそう言った時は人生終われ~とか思うけど終わらしてくれんらしい」

など数々の共感の声が寄せられている。

ハツエルさんにお話を聞いた。

ーー雑談で生死の話題などをふった際、相手の方はどんな反応をすることが多かったでしょうか?

ハツエル:「うーん、あんまり考えたことないですね…」など、答えに詰まるような、困ったような反応が多かったです。

ーー天気などの無難な話をするようにしようと思われた経緯をお聞かせください。

ハツエル:会社の飲み会の後、上司に「お前の会話力は(中国から来たばかりで日本語が不自由な)◯◯さんより低い」と言われたことがショックで、会話についての本を読むようになりました。そこに「初対面に適した話題」として書いてあったのが、天気などの無難な話題でした。

ーーこれまでのコメントや反響へのご感想をお聞かせください。

ハツエル:「あり得ない、ウケる」みたいな反応が多いと思いきや、意外と「私は嫌いじゃない」みたいな反応が多く、会話に悩んでいた過去の自分が浮かばれる気がしました。しかし調子に乗らず、これからも天気の話を磨いていきたいです。

◇ ◇

発達障害にはさまざまなタイプがあり一概に傾向を決めつけられるものではないが、日常的な行為である雑談一つにしてもこういったスタンスを持つ人がいるということを知ってもらえると幸いだ。

なお今回の話題を提供してくれたハツエルさんは発達障害当事者が多く集まる愛知県中川区のカフェ「デカフェ」で、月に1回イベントを主催しているそうだ。ご興味のある方はぜひハツエルさんのSNSアカウントやお店のホームページをチェックしていただきたい。

(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)

2022/6/19
 

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