「パパ、プリキュアになれたーぁ?」(illustACより「ACworks」さん作成、イメージ画像)
「パパ、プリキュアになれたーぁ?」(illustACより「ACworks」さん作成、イメージ画像)

「シャンプーが切れてて、仕方なしに5歳の娘のシャンプーを借りた。風呂上がり、湯気をまとった素っ裸のおじさんに娘が『パパ、プリキュアになれたーぁ?』え、私がプリキュアに…?」

そんな投稿がXで大きな話題となり、12万件を超える“いいね”が寄せられました。投稿したのは、Xユーザーの徳澤泰明さん(@thisistokuzawat)。5歳の娘さんとのほほ笑ましいやり取りに、多くの人が癒やされたようです。

リプライ欄には、「心がプリキュアなら老若男女関係なくプリキュア」「家庭だけでなく、地球まで守る気ですか!?」「子どもの発想って平和すぎて一瞬で世界観変わるのいいね」といった声が寄せられ、さらには“声優さんご本人からも反響があった”ことでも注目を集めました。

■湯気をまとった父親に娘がひと言「プリキュアになれたーぁ?」

当時、徳澤さんは5歳の娘さんと2人でお風呂に入っていたそうです。先に娘さんの体を洗い、タオルを渡して脱衣所へ送り出したあと、自分も髪を洗おうとして、親用のシャンプーが切れていることに気づいたといいます。

そこで、「パパのシャンプーなくなっちゃったから、使わせてもらうね」と声をかけると、娘さんは「いいよー」と快諾。娘さんが使っていたプリキュアのリンスインシャンプーを借りたそうです。

そして、お風呂から上がった瞬間、まだバスタオルで体を拭いていた娘さんが、ふいにこう尋ねてきました。

 「パパ、プリキュアになれたーぁ?」

徳澤さんによると、その時の自分は“素っ裸で湯気をまとった状態”。どこか変身シーンのようにも見えたそうで、「戸惑いと吹き出し混じりで、教科書みたいな『え?』が口から出ました」と振り返ります。

その直後、頭の中には自然と「私が…プリキュアに…?」というセリフまで浮かんだのだとか。

■家では毎日プリキュアごっこ 気づけば父親は悪役に

娘さんは少し人見知りをする一方、慣れるととても活発でおしゃべり好きな女の子だそうです。最近はプリキュアに夢中で、口調までプリキュア風になることも。鍋の蓋を持ちながら家中を走り回り、“敵”と戦っていることもあるといいます。

また、徳澤さんが冷蔵庫を開けて飲み物を探していると、突然後ろからクイックルワイパーで“攻撃”されることも。

「許さないんだからー!!!」

そんな叫び声とともにお尻を突かれ、「何も悪事を働いた覚えがないのに、『許してぇ…』と思いました」と笑います。

一緒にプリキュアごっこをしていても、気づけば自分が悪役になっているそうで、必殺技を浴びせられたあとに「どう?きいた?」と確認されることも。「参りました」と返すのが定番なのだとか。

■“プリキュア本人”からの反応に驚き 「娘には大きくなったら伝えたい」

これまでも馬や猫に関する投稿で“万バズ”を経験してきた徳澤さんですが、「10万を超えるリアクションは初めて」と話します。

通知が次々に届く状況に驚く中、さらに印象的だったのが、“声優さんご本人”からの反応でした。「偶然拝見したのですが、とても幸せな気持ちになりました。ありがとうございます」というメッセージが届いたそうです。

徳澤さんは、「“バズる”や“声優”という概念もまだない娘には、もう少し大きくなってから、夢を壊さないよう言葉を選びつつ伝えてあげたい」と話します。

「プリキュア本人から連絡が来た」とうまく伝えられれば、「サンタさんから手紙が届いた時くらい喜ぶと思う」とも語っていました。

■「懐かしくなった」の声も 大人になっても残る“あの頃の気持ち”

投稿には、「懐かしい」「そのシャンプー欲しくなった」という反応も数多く寄せられました。

娘さんが使っていたのは「キミとアイドルプリキュア♪」のリンスインシャンプー。リプライを通じて、現在放送中のシリーズとはパッケージや香りが違うことも知ったそうです。

「今度は別のシリーズも買ってみて、また違うプリキュアに変身してみたいですね」

そう笑う徳澤さん…何気ない親子の日常から生まれた“プリキュア変身疑惑”は、多くの人の心を和ませる出来事となったようです。

(まいどなニュース特約・渡辺 晴子)