「真剣に恋愛したい」と考えている人は、どのような出会いを求めているのでしょうか。恋活・婚活マッチングアプリ『Pairs(ペアーズ)』を運営する株式会社エウレカ(東京都港区)が実施した「真剣な恋愛・出会い方に関する実態調査」によると、「真剣な交際」を希望する人の約9割が「偶然・自然な出会い」を志向し、その機会に期待を寄せている実態がわかりました。
調査は、未婚で恋人やパートナーがいない全国の20~30代の男女1019人を対象として、2026年4月にインターネットで実施されました。
まず、「交際したい」とした523人の意向を集計したところ、「真剣な交際(結婚目的)」(42.1%)や「真剣な交際(恋愛目的)」(31.7%)をあわせて真剣な交際を希望する人が7割強を占めました。
「真剣な交際」を希望する386人に対して、「異性との出会い方についての考え」を4つの選択肢から選んでもらったところ、「できれば偶然・自然な出会いが良い」(57.8%)と「偶然・自然な出会いを望むが、出会いの場にも参加する」(29.8%)をあわせて約9割が偶然・自然な出会いを志向していることが明らかとなりました。
一方で、「出会いの場に進んで参加するが、自分で機会は作らない」「積極的に、自分から出会いの機会を作っている」は、いずれも6.2%にとどまっています。
また、「偶然・自然な出会いは間違いなく訪れると思う」とした人は6.0%、「いつか訪れると思う」は17.1%、「そうなったらいいなと期待している」は43.5%と、偶然・自然な出会いが訪れる可能性を前向きに捉える人が約7割を占めました。
この「偶然・自然な出会い」とはどのような出会い方なのか、「こんな形が理想的」と感じる出会い方を聞いたところ、「友人・知人との集まりで自然に知り合う」(38.3%)、「職場や仕事関係で知り合う」(37.1%)、「友人からの紹介で出会う」(33.9%)が上位に挙がり、日常生活における接点からの偶然・自然な出会い待ちが多い結果となりました。
真剣な恋愛を望む多くの人が、身近な縁による“偶然待ち”をしている一方、直近半年間で「理想の出会いを経験したことがあった」とした人は11.9%にとどまりました。
これを年代別に見ると、20代前半は「あった」が19.0%であるのに対して年齢を重ねるごとに経験割合が下がり、30代後半はわずか5.4%にとどまっています。
他方、「真剣な恋愛の相手と出会うために何らかの行動をした」人は15.3%にとどまり、「行動していない」人が80.3%と、多くの人が出会うための行動を起こせていない実情が浮き彫りになりました。
年代別に見ると、20代は24.2%が「行動している」と答えたのに対して、30代は15.3%と、年齢を重ねるほど、周辺環境の変化も相まって、真剣な恋愛に向けた行動を起こしにくくなることがうかがえました。
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これらの調査結果を踏まえてZ世代評論家の原田曜平氏は、「現代の若者たちは、あらゆる選択肢が可視化・数値化される時代に生きています。SNSで他者の人生が常に比較対象となり、限られた時間と資本の中で『最大効率』を求める思考が浸透しています。『恋愛離れ』と言われる今の若者たちですが、本音では決して離れているわけではなく、親指一つで最適解に辿り着ける中、動いてフラれるという『無駄打ち』になる可能性を、タイパの悪い行為と捉えているのでしょう」と考察。
その上で「今の若者が奇跡を待っているうちに、最も貴重な『若さという時間』を知らないうちに浪費してしまっているパラドックスです。偶然の出会いを待つことは、本来、彼らが嫌う最もタイパの悪いギャンブルなのです。偶然に身を委ねるのをやめ、『意思を持って出会いを選ぶ』勇気と行動力を持つことこそが、実は今の若者たちが潜在的に最も欲しているスキルなのかもしれません」とコメントしています。























